引き継いだ家庭教師先で出会った美しい母親[第3話]

Hな体験

〔体験談投稿者:Small Stone River 様〕

頼まれて引き受けた家庭教師のアルバイトも始めて1年が過ぎた。
娘は俺と母親とのことを知っているけど、それ以前と何も変わらず母娘はゲラゲラ笑ったりはしゃいだり、俺が初めて家を訪ねたときと同じだった。
同じように週2回、勉強を教えていた。

娘は中学3年生になった。
冬には高校受験だ。
教務主任と進路指導の教師と担任には、地域でトップの進学校を勧められているし、成績の上では充分合格できると俺も考えていた。

が、本人は・・・。

「学校なんて自分次第だしあの高校校舎が古い。それに制服も大昔の女学校みたいでカッコ悪い」

と、乗り気じゃない素振りだ。

「カッコ悪くて悪かったわね、あたしの頃はみんな憧れたよ。合格したときは、嬉しかったよ」

「ママ、柁似智高校だったの?!初めて聞いたよ」

まるで他人事だ。

部活も実質的に夏休み前後に行なわれる地方大会で引退だ。
たまたま娘がソフトボールをやっていたので結構俺も詳しくなり、強豪校や強いチームもわかってきた。

大会にはやはり各地の予選を勝ちぬいた学校が出るのだが、面白いことに実は学校単位でなくても出場できる。
正式な全国大会でも『クラブチーム』が出場できるのだ。
春と夏に行なわれる『高校生の硬式野球の殿堂』にクラブチームは出ないだろう。
そのへんが面白い。

娘はごく普通の公立中学だが、小学校卒業の頃から隣県のクラブに熱心に誘われていたそうだ。

「やっぱり、学校の部活でやりたかったから?」と訊くと・・・。

「学校以外のクラブに入ってまでガムシャラにしなくていいよ。部活なら終われば学校から帰ってこれるけど、クラブ入っちゃったら日曜日も練習漬けじゃない。あたし小学校の4年からソフト始めたけど、たまたま近所のお姉さんがソフト部でカッコよかったから。もういいよ。高校に行ってまでソフトやらない」

「そうですか・・・」

夏、自治体の中総体の女子ソフトで娘の中学校は準々決勝で惜しくも敗れ、3年生はめでたく引退となった。
娘は母親と似てサバサバしていて些事にこだわらず、泣きもしないし特別な感慨もなさそうだ。
俺とも似ている(笑)

最後の試合を俺は母親と一緒に見物して、その夕方はいつも通り勉強の日なのでそのままマンションに戻った。

「ママ、試合のとき先生と手繋いで来ちゃダメだよ、わかった??」

と事前に釘を差されていた。

「はあー、終わった終わった。これで少し地肌も白くなるかな。ソフトは日焼け具合じゃ金メダルだしね。去年までいた先輩の部員でスラっと背が高くて脚が長くてカッコよかった人、ゴトウさんって言ったんだけどあまりにも黒いからみんなに『ゴボウ』って呼ばれてて、その子のお姉ちゃんも高校でソフトやっててやっぱりゴボウってあだ名だったんだって」

娘はポテトチップの袋を抱え、左右の手で交互に袋に手をつっこみ交互に食べている。
すごい速さだ。

「でも部活引退したらあっという間に白くなって、美人だから美容院のカットモデルよく頼まれて、そういう時はタダなんだって。あたしもカットモデルになって美容院のお金浮いたらお菓子買おう」

母親が口を挟んで・・・。

「あたしの従姉ね、大学生のときオシャレな街にある図書館でアルバイトしてて、帰り道にモデル事務所にスカウトされたの。オシャレな街はスカウトとかいるんだね(笑)本人はふーん、って全然興味なかったらしいけど『事務所に来てくれるだけでもいいですから』って渡された名刺見たら結構名の知れたちゃんした会社で、友達に訊いても『会社行くくらい大丈夫じゃない?』って言われて、まあ、話のタネに行ってみるか、っていったんだって。ネンネコでミキコちゃん背負って。もう大爆笑でしょ。受付で『来てほしい、ってこの名刺の人に言われたんですけど』って。受付の綺麗なお姉さんたちも目を丸くして母と娘を交互に見てたって。あの話はもう親戚中で何回も何回もくり返し話されてそのたびにみんながお腹かかえて笑うんだよね。『大学生ですかって訊かれたからそうです、って答えたけど子供いるかどうかは訊かれてない』って、そりゃそうだよね」

「それで、モデルさんにはならなかったんですか」

「赤子背負って、どうしたってムリでしょ(笑)事務所の人もちゃんとした会社だけあって、『育児しながら大学通うのは大変でしょうね』とか言ったらしいけど、マユミちゃんは『こっちは、ツワリがひどくて紙袋にゲーゲー吐きながら大学入試かいくぐった筋金りだ、育児くらいなんだ!』って憤慨してたけど。そんなマユミちゃんももう50歳超えてるんだもんね・・・」

そう言って親族の集まりか何かの時らしい写真を見せてくれた。
その従姉も個性的な、綺麗な女性だった。

「ねえ、マユミお姉ちゃん、綺麗でしょ。あたしより胸も大きいよ。まあちょっとの差だけど。美人だって思わない?」

「そうですね」

俺はにこやかに答えた。

「ねえママ、ママ、あたし知ってる。先生ね、心の底からどうでもいいとき、妙にニコニコするからすぐ判るの」

娘が余計な口をはさむ。

「へえー、ふうーん、こういう女性、タイプじゃない?心のキンセンに引っ掛からない?」

「いや、美人さんですね。そう思います。横のお母さんも綺麗ですね」

「それは母親じゃなくて義理の母。マユミちゃんの姑。お姑さんも美人だけど。ねえねえ、もっともっと素敵な美人が目の前にいるからヨソの人は目に入らない?」

「その通りです」

「・・・で、なんでそれをニコニコ言う!」

母親が不意を突きヘッドロックをかけて俺をカーペットの上に倒した。
腕を外そうとした一瞬膝が滑り転び、俺は前のめりにカーペットにうつ伏せの体勢になってしまった。

すかさず母親が娘にタッチすると娘は俺の腰に勢いよく跨がった。
連携プレーも心得ている。
強い。

「ぐふっ・・・」

腹腔が圧され、妙な声が出てしまう。
娘は俺の顎に両手を掛けて上に引き、俺の後頭部は娘のオッパイに挟まる形でガッチリ抑えられた。
見事にキャメルクラッチを決められてしまう。

「ロープ・・・」

俺はそう言って掌で床を叩く。

「先生、ここにロープはないよ」

「苦しい・・・」

「先生、聞いたよ。この間、イジワルしてまたママ泣かせたんだってね」

「泣かせたなんて・・・この前のことならそれはお母さんが一人で・・・」

「一人でとは何よ!」

母娘でピッタリ声が揃った。

「ママはね、いつも先生がいなくなっちゃうのを考えるたびに、泣いてるんだよ。先生バカ。あたしだってホントは、受験終わって高校生になったら、先生いなくなるの、仕方ないけど・・・」

俺のつむじのあたりに、温かいものがポタポタ落ちてくる。

「先生バカ。死んじゃえ。大好きな人がいなくなるの、どんなに辛いか知らないんでしょ」

娘は泣きながらも、物凄い力で俺の髪の毛を引っ張りグシャグシャ揉みながら、ゴシゴシ頭頂部の辺りで鼻水を拭いた。

顎にかけていた両手を俺の首の下あたりで組み、今度は俺に後ろから抱きつく恰好で泣き続けた。
しかし尻はずっと俺の腰の上で重圧をかけたままだ。
この母娘は二人揃って本当に情動豊かなタイプで、よく笑うがよく泣きもする。

母親は寝室に一人で駆け込んで、ドアを閉めてしまった。
母親も泣く声が居間にまで聞こえてくる。

「ホラ、ママまた泣いちゃった。先生、お尻どかしてあげるから、部屋に行ってママのそばにいてよ」

「・・・うん」

娘は手をほどき立ち上がった。
俺も起き上がって見ると娘は目の両端から涙の筋が左右合計4本、ついている。
鼻水も垂れて、上唇の上で辛うじて堰き止められYの字型に左右へ流れているが、拭こうとしない。
俺の手をとって廊下を引っ張る。

「ママ、先生が、ママのそばにいたいって」

返事はない。
泣く声だけがする。

「ママ、入るよ」

「・・・うん」

小さく声がした。

ドアを開けて二人で部屋に入る。
畳敷きの四畳半の部屋には娘のベッドと小さいチェスト、母娘共用のドレッサーが置いてある。
夜はその隙間のスペースに母親が布団を敷いて寝ている。
母親はベッドに突っ伏して泣いていたらしい。

「ごめんね・・・先生、先生は悪くないのに。マリコに固め技までかけられて、重かったでしょ、ごめんね」

母親が鼻声で、呟く。

「ねえママ、『先生がイジワルする』って、あたしどうしても先生がそんなイジワルな人には思えないよ」

そういうことだったのか。
イジワルの意味を字面の通りに受けとられたらそれは違う。
しかしイジワルの意味の説明をしたらそれこそ話が100万倍ややこしくなってしまう。

そもそも女子中学生に『その意味のイジワル』の説明をしていいものだろうか。

俺が迷っていると・・・。

「マリコ、違うの。イジワルって言ったのはね、なんて言うか、あたしが先生のこと・・・だから・・・もっともっと好きになって離れたくない気持ちになっちゃうって、まあ少しかい摘んで言うとそういう・・・決してイヤな意味のイジワルじゃないの・・・」

「ふうーん。つまり『身も心も先生のトリコ』ってこと?『恋の奴隷』って感じ?」

娘は大真面目だ。

俺は必死に、気取られないようにわき腹をつねり下腹部に力を入れ、吹きだしそうになるのを文字通り、命がけでこらえた。
ここで俺が笑った日にはもう、取り返しがつかない。

この母も娘も、“本人が意図していないのに傍目には面白くなってしまう”タイプなのだ。
俺は下腹に力を入れすぎたせいで血が上ったのか下がったのか、視界に赤い星がチカチカした。

「ママ、泣いたり悩んだりしても仕方ないよ。きょうはもう寝よう。先生、きょうは泊まっていって。3人で川の字っていうの?3人でここで寝よう。ねえ、ママ、きょうはいっしょにお風呂入ろうよ。ママの布団敷いておくから先に行ってて」

娘がテキパキと段取るのを母親と俺は黙って聞いていた。

「先生、これ、パパの着てたジャージ。寝巻きはそれ着て。死んじゃった人のじゃ嫌かもしれないけど、それしかないよ」

グレーのジャージの上下を俺に渡した。
防虫剤の懐かしい匂いが少しした。

母と娘が風呂に入り、そのあと俺はシャワーを使って着替えた。
ジャージ姿の俺を見て母親はそっと視線を下にした・・・。

「ジャージ、ピッタリだね、先生はパパよりもう少し背が高いのかなあ。ねえママ、どう思う?」

娘が訊くと、母親は笑いながら「忘れた」と言った。

「あたしは自分のベッドで寝るから、先生はママとママの布団で寝てね。明日、プールでも行こうよ。ね、ママ、先生、おやすみ」

一枚の、それこそ一人用の敷布団で俺と母親はしばらく並べたエンピツのようにまっすぐになり、じっとしていた。
黙っているのも何か話すのも、二人で話すのか三人で話すのか見当がつかない。

「ママとオシャベリしてるうち夜が明けちゃって、仕方ないから起きてるときもある」と以前聞いた。

母と娘って、どんな家もそんなものなのだろうか。

母親が、「先生」と低い声で呼んだ。

俺が以前、勉強の合間のオヤツ休憩のとき、俺の愛読書のひとつでもある、フランスの大統領を暗殺しようとする一匹狼の殺し屋が主人公のサスペンス小説の話をした。

その中の一節にあった、「ヒソヒソ呟く声は、かえって聞き取られやすい。周波数が高くなるからだ。実際に聞こえにくいのは“低い声”だ」というのを知ったかぶりしたのだ。

それ以来、母と娘の間で大した用もないのに低い声で会話するのが流行ってしまい・・・。

「晩ごはん何が食べたい?」

「茄子の味噌焼きかほうれん草の白和えがいいな」

といったやりとりを低い声でブツブツ言うので俺は困ってしまった。

「はい」

俺も低い声で返す。

「マリコね、寝てるよ。もうすぐイビキかくから」

「まさか、まだ5分も経って・・・」

本当にイビキをかき始めた。

「寝つきが良すぎるくらいいいの。授業中も泥のように眠ってんだって」

二人ともまっすぐ天井を向いていたけど、母親は俺の方、横に向き直った。

「先生、ごめんね。もう先生を困らせたりしないから。キスして」

キスだけなら音はしない。
俺は母親と長い間キスを繰り返した。

母親はいったん天井を向き、俺に背を向ける形で右に体を倒した。
左手を後ろにまわし、さぐるように俺の左手をとる。

そのまま俺の手を母親の身頃に持っていき胸に当てた。
乳首を指でそっと挟む。
腰から下に掌を滑らせると寝巻き代わりのガウチョパンツの下には何も穿いていなかった。

左脚をほんの少し持ち上げて膝を開くようにして下腹部からゆっくり下へなぞらせてゆく。

オマンコの毛に触れるあたりでさらに脚を開いた。
もう体液が溢れて流れている。
母親は無言だ。

俺の指を添えてクリトリスに触れさせる。
そっと撫でながら、小陰唇の合わせ目から膣口に触れる。
大きく肥大したクリトリスを指先で丸めるように触れるたび、母親は鼻から長い息を吐き、固く閉じた口からは断続的に苦しそうにも聞こえる呻きが漏れる。
背中を俺に向けて右を向いているので、左脚をバレエの“プリエ”のポーズの右半分のように、緩やかに曲げてもっと角度をつけた。
下側になっている右脚を少し力を入れてしならせ、腰を数センチ浮かせる。
意図が解った俺は、ガウチョパンツのウエストのシャーリングに指をかけ、太腿の上あたりまで下げた。

クリトリスと膣口を往復させていた指を離し、両手で尻を掴んで押さえながら拡げる。

押しつける力で母親の身体が前に動かないようにさらに尻をつかむ力を強くして、ゆっくりオマンコに挿入した。

「あ・・・」

押し殺した声がほんの少し出る。

声を出していい状況なら「イジワル」と言われるだろう。
滑らかに動かせる位置を確かめ、奥まで進み、戻る。

亀頭ギリギリまで下がって、しばらくじっとしている。
母親が首をゆっくり左右に揺らす。

普通なら“NO”のジェスチャーだろうけど、今は違う。

「イジワルしないで」だ。

ほんの少し進み、戻り、進み、を3回繰り返し、一気に一番奥へ突いた。

「ん・・・う・・・う・・・」

食いしばっていても声が漏れる。

最大限に戻って、膣から外に出ないギリギリの位置からまた突き当たる勢いで差しこむ。
繰り返しているとシーツが湿るほど体液が垂れてきた。

母親の耳元で、“低い声”で「射精するよ」と言う。

母親はビクッ、ビクッと痙攣するように頷き、「うん」と言った。

少し前、母親は俺に、「あたし、もう『心配』要らないの。寂しいけど、そんなものだね。マリコをこの世に送り出したから上出来だ」と言って笑っていた。

「あのね・・・先生には言えるけど、その・・・身体のサイクルが変わったら、すごくセックスがいいの。いつも欲しい。なんか、どう言えばいいんだろ、ウキウキして、切なくなる。まったく、いつまでそんな気持ちでいるんだか・・・」

そう呆れ顔で言った。
でもその目は幸せそうだった。

思い切り奥に届くよう、腰をがっちり掴む。
母親の背中は細かく震えていて、左右の肘は不随意にピクッ、ピクッと脇を締めたり緩めたりした。
俺は思い切り射精した。
自分の脈打つタイミングに合わせて、2回、3回と深く差し込む。

母親は大きく大きく息を吸って、ゆっくりと吐いた。

俺の側に、左に回って向き合おうとしたのだろう、右手を少し支えにして上体を少しだけ起こそうとするが、俺は母親の両肩を押さえる。

「どうしたの?」

“低い声”で母親が訊く。

俺はまだ勃起したままのオチンチンを膣から抜き、たった今膣内射精した精液と母親から溢れた体液で滑らかになっている会陰から肛門まで、亀頭を離さないように素早くなぞって位置を確かめた。

ずれないように力を込めて肛門に挿入する。
母親は両手で布団を掴み前に逃れようとするが俺はもうがっちり左右の尻を掴んでいる。

逃げようとする動きで俺の方に腰を突き出す向きに一瞬なってしまい、さらに奥へ入った。

「いや・・・うっ・・・やめ・・・て・・・先生ダメ・・・あっ・・・あっ・・・あ・・・」

容赦なく前後の動きを続けると、少しずつ向きがなじんでくる。

母親は声を必死に押し殺しているが、時おり溜め息のように、「ああ・・・ああ・・・」と悲しげな声を出す。

「ここにも射精するよ。ヒサコは全部、俺のものじゃなきゃだめ」

俺に振り向く母親の顔は何かに驚いたようにも見えた。

「覚悟してね、ヒサコ」

驚いたような、困惑したような表情の瞬間があったような気がしたが、彼女は俺の目を見て頷いた。

目を瞑って唇を突き出してくる。
キスをまた繰り返す。
男の俺にはこの体のひねり方は軟体動物にでもならないとムリだ。
後ろからアナルに挿入されたまま振り向いてキスできるのは、女性だけだろう。

膣とは違う中の動きと位置が、オマンコとは別の感覚で痺れるように射精感が近づく。
俺は母親とキスしたまま二度目の射精を直腸に注ぎこんだ。

母親は俺のうねる動きがわかったのだろう。
ゆっくり前に向き直り、俺が離れるのを待つと俺の側に体全体を向けて、抱きついた。
キスというより、目も鼻も口も、顔全体をくしゃくしゃと俺の顔全体に擦りつけるように力を込めた。
流れる涙が俺の鼻梁を伝って唇に触れたのを俺が舐めると、彼女のオマンコの味と似ている。

「あたしだって離さない。絶対に、離さないよ。死んでも離れない。捨てられても、しがみついて離れないよ、命だって惜しくないもの」

涙が両瞼から流れ落ちる。
“普通の声”になってしまっているけど、娘は大イビキで寝ている。
いつも寝るときはこうしているという天井の照明器具の豆球の灯りでも、母親の瞳がじっと俺を見つめているのがわかった。

<続く>

Hな体験

Posted by Small Stone River