付き合って2年経っても手を出さない僕に業を煮やして

純愛・青春

僕には高校の卒業式に自分が告白して付き合うことになった、夏美という彼女がいた。
夏美は身長155センチくらいの小柄な子で、顔自体はずば抜けて可愛いわけじゃないと思う。
しかし彼女は控え目な性格で、かつ健気な子だったので、可愛らしいという言葉がぴったりな子だった。
高校の時も男子から結構人気があり、特に女子からは、「なっちゃんって可愛いね~」と可愛がられていた。

そんな彼女に1年の時から持ち続けた思いを告白してOKをもらったのだが、付き合い始めてから2年以上が経っても、まだエッチはしたことがなかった。
夏美はそういうことは苦手そうな性格だったし、自分も体を目的としてると思われたくない上、純粋な彼女を汚してしまうようで憚られて、そういう話をお互いに避けていた。

しかしある日、電車でバカップルが自分たちの目の前でいちゃつき始め、男が女の胸やお尻を触ったりしていた。
僕はどうすればいいか分からなかった。
それは彼女も同じようで、お互い無言になった。
電車から出るときに何か話さなきゃと思ったのだが、なぜか僕は、「ああいうのってみっともないよね」と先程のバカップルの話をしてしまった。

夏美も、「確かに(みっともないね)、人がいなくても私なんか恥ずかしいのに」と言った。

僕と夏美ではこんな話題で盛り上がるわけがない。
僕は適当に話題を変えようとした。
一旦その話題は終わり、映画を観て近くの店で昼食をとった。

その時だ。
夏美が言葉に詰まりながら、「あのさぁ・・・健(僕)はさぁ・・・あんまり女性に対して関心とか持たないの?」と聞いてきた。

僕「そりゃもちろんあるよ。だからなっちゃんと付き合ってるんじゃん!」

夏美「いや・・・そういうことじゃなくて・・・その・・・さっきの電車とかみたいなさぁ・・・ちょっとエッチなこととかに興味はないの?」

正直、なぜいきなりこんな事を言い出したのか分からなかった。
あとで聞いた話では、高校時代の友達と飲んだときに、『僕が可哀想』とか色々と言われたんだそうだ。

僕「そりゃ~、ないことはない・・・かな?まぁ人並みにはあると思うよ。僕だって男だし」

そして、また静まり返ってしまいそうだったので、勇気を出して逆に聞き返してみた。

僕「逆になっちゃんはどうなの?」

夏美「えっと・・・ないって言ったら嘘になるかな?女の子だってそういうことに興味持つし・・・」

僕「へぇ~、そんなもんなんだ・・・」

僕がそう言うとまた一瞬2人の会話が止まり、2人とも照れ隠しなのかよく分からないが顔を見合わせて笑った。
これは自分から切り出すべきなのだろうと思い、「それじゃ今度してみるか!」とちょっと冗談っぽい感じで言ってみた。

すると、「うん、じゃあ次のデートの日でいい?」と夏美が言う。

意外にもあっさりと話が進んでしまい一瞬戸惑いそうになったが、できるだけ気づかれないように気をつけた。
その後適当に日時を決め、その後は違うことを話し、お互いにバイトへ行った。

問題のデートの日まで2週間ほどあったのだが、その間に僕はAVやネットなどで勉強をした。
AVを借りるのは初めてだったので緊張したのを覚えている。
そもそも僕らはエッチなことをするとは約束したが、どこまでかは決めていなかったので、勉強しながらもどこまでやっていいのか悩んだ。
他にもラブホテルはどんなシステムになっているのかとか、処女膜はどうすればいいかとか色々なことを悩んだのだが、ここらへんの細かい心理は長々書いてもつまらないと思うので省くことにする。

当日、いつもより遅い時間に僕らは会った。
お互いに緊張してた。

夏美「それじゃ、とりあえず行こっか!」

彼女に言い、ホテルへ向かう。
ホテルにはすぐに着いてしまい、困惑しながらも部屋まで辿り着いた。

僕「へ~、こんな感じになってるんだねぇ~」

僕は何か話さなきゃと思い適当に話しかける。

夏美「うん・・・」

夏美は戸惑う気を紛らすように部屋の色んな所を確認してた。
一通り見回したので、僕はベッドにダイブする感じで倒れ込み、そのまま横になった。
すると彼女もベッドに座り、そのままゆっくりと僕の隣に横になり、向かい合う形になった。

僕「どこまでやっていいの・・・?」

僕は横になったまま彼女の顔を見て聞いた。

夏美「その・・・最後までやっていいよ。もちろん避妊はするけど・・・」

僕「本当にいいの?」

心配になって聞き返した。

夏美「覚悟がなきゃホテルにまで来ないよ・・・。もしかして・・・嫌だった?」

僕「いや、そんなわけはないよ・・・。すごいいきなりだったからさ・・・」

本当に不思議だった。
夏美とは大学のことや高校時代の部活のことなど、自分で言うのもおかしいが、第三者が見れば微笑ましく思うだろう会話がほとんどだった。
だから胸すら触ったことがなかったし、キスも1秒以内の短いキスを別れ際にするくらいだった。

僕「確かにあの時、目の前で他のカップルがいちゃついてたけど、それにしてもいきなりじゃない?どうかしたの?」

上半身を起こし、できるだけ優しい声で改めて彼女に聞いた。
女も上半身を起こして、こう言った。

夏美「なんか・・・本当はエッチしたいのに遠慮してるんじゃないかと思って・・・」

この後ベッドに座りながら、夏美は高校の友達に色々と言われたということを話してくれた。
そして最後にこう言った。

夏美「でも、それだけじゃないからね!私だって健とならエッチしたいもんっ!」

どうでもいいが、この「したいもんっ!」って言い方がすごく可愛かったのを覚えている。
夏美のことが急に愛おしくなって、思わず僕は夏美を座ったままの状態で抱き締めた。
制服を着れば中学学生くらいに見えるだろう夏美の身体は本当に華奢だった。

僕「僕も初めてだから、痛かったりしたら言ってね!なんか女の子って最初は痛いんでしょ?」

僕が抱き締めたまま言うと、「あっ、あともう一つだけ言わなきゃいけないことがあるの」と彼女は言った。
一旦抱き締めるのをやめて、「何?」と聞き返す。

夏美「私ね・・・処女じゃないの。中学生の時に1回だけエッチしたことあるの。本当にごめんね!」

僕「あぁ~・・・まぁ、それは・・・あってもおかしくないんじゃない?」

僕は夏美が処女でなかったことにびっくりしながらも、気にしてないように見せようとして訳の分からない言葉を発していた。
正直、僕は夏美の性格や振る舞い方からずっと夏美は処女だと思っていた。
実際には彼女は自分で処女だと嘘をついたことはないのだが、なぜか謝っていた。
僕は処女とかそういうことにこだわりはなかったので、とりあええず気にしてないことをアピールした。

僕「ほんと気にすることじゃないよ!正直びっくりしたけど、逆にほっとしたよ!僕が初めてだから、なっちゃんが痛がったらどうしようか悩んでたところだったし、安心したよ。てか、勝手になっちゃんも初めてだなんて思ってて、こっちこそごめんね!」

みたいなことを言ったと思う。
とりあえず夏美は僕が気にしないことに安心し、ちょっと経ってから、やろうということになった。
僕はゆっくりと夏美に覆い被さるようにベッドに押し倒し、「胸、触ってもいい?」と聞いた。

「いいよ」

夏美がそう答えので、左手で夏美を抱き締めながら右手を胸に持っていった。
パーカーの上からだったが、大きくはないが柔らかいおっぱいの感触を確認できた。
軽くキスをしてから僕は夏美に、「舌、入れてみていい?」と聞いてみた。

すると夏美は、「ちょっと待って」と言って身体を起こした。

僕は焦った。
ディープは苦手だったのだろうか?
それとも単に僕が下手だったのだろうか?

とりあえず、「ごめん、嫌だった?」と聞いてみた。

夏美「ううん、嬉しいの!色々気遣ってくれて!中学生の時は結構身体が目的みたいな感じで強引にやられたから・・・」

どういうことか聞こうとしたが、すぐに彼女の言葉に遮られた。

夏美「その優しさは嬉しいの!ほんとだよ!だからこそ、もうちょっとわがままになってもらいたいというか・・・健が私のことを愛してくれてるのは分かってるから、逆に気を遣わなくてもいい関係になりたいの!なんて言えばいいのかな・・・だから・・・どうせエッチなことするんだったらさぁ・・・お互い気にせずにとことんエッチにならない?」

普段はエロ話をしない夏美がこんなことを言ってくれたので、僕は彼女が自分にだけ違う一面を見せてくれているような気がしてムチャクチャ嬉しかった!
ここではエッチな部分しか書いてないから、夏美は元からエロい子のように思えるかもしれない。
でも、くどいようだが夏美は本当に普段はエロさとは無縁なのだ。

話を戻そう。
僕は中学の時のことを聞こうかどうしようか迷った末にやめた。
また後で聞けばいいと思ったからだ。
それより嬉しい気持ちを伝えたかった。

僕「本当にありがとう!マジで嬉しい!そうだよね!エッチするときに恥ずかしがってちゃいけないよね!・・・でも、嫌なときは『やめて』って言ってよ」

夏美「うん。じゃあルールを決めよ!本当に嫌なときは『本当にやめて』って言うことにしよ!それ以外の言葉は無効ってことでいい?」

僕が、「いいよ、分かった」と言うと、夏美は抱きついて僕を押し倒し、キスをしてきた。

それはいつもの軽いキスではなく、夏美の舌が僕の口に入ってきた。
人生で初めてのディープキスだった。
何とも言えない感覚だった。
僕の舌に夏美の舌が絡まってピチャピチャと音が鳴る。
しかしどこかぎこちなく、彼女が精一杯エロくなろうと頑張ってる感じが伝わった。
これには自分も応えてやらねばならないと思い、キスを続けたまま身体を回転させ、彼女を下にして服を脱がせた。
キスをしながらだったので自分もぎこちなかったと思うが、夏美も脱がせやすいように身体を浮かしたりしてくれたので、なんとか服を脱がせることができ、彼女は下着のみとなった。
ここで僕も服を脱いでパンツだけとなった。

改めて夏美を見て、本当に可愛いと思った!
透き通るような肌をしている幼女のように華奢な身体だけど、しっかりと膨らんだ胸があった。

「なっちゃんも服を脱ぐとセクシーになるね!」と僕が言うと、「本当にやめて!」と夏美が恥ずかしそうに言った。

僕は何を拒否されたのか分からなかった。

すると、「なんか『なっちゃん』て呼び方やめようよ。さすがにエッチするときに合わないよ!エッチの時だけでいいから、『夏美』って呼び捨てにして!」と夏美が言った。

僕「あっ、あぁ・・・そんなこと?別にいいけど・・・」

僕は服を脱がしたことなど、もっと違うことを拒否されたのかと思っていたので拍子抜けした。
すると夏美はいきなり、「隙ありっ!」と無邪気な声を出して、僕を押し倒そうとする。
しかし彼女は非力なので、僕の返り討ちにあい、逆に僕が夏美をベッドに押し倒した。

僕「残念でした!な・つ・み」

それからは僕なりに一生懸命愛撫した。
左手で夏美の頭を押さえてディープキスをし、右手を夏美の顔から肩、そして胸へとだんだんと下ろしていった。
しばらくブラの上から揉んだ後、ブラの中に手を入れた。
夏美の乳首が手のひらに当たる!
彼女のおっぱいは触ってみると意外に大きかった(といってもBかCカップくらいだと思うが)。

夏美「・・・ん・・・んんっ・・・」

僕が乳首を指で軽く摘むたびに夏美は鼻から色っぽい声を出した。
キスをやめておっぱいにしゃぶりつくと夏美は、「ぁんっ・・・ぁっ・・・」と可愛らしい声を出した。

僕「気持ちいい?」

僕はおっぱいを舐め、もう一方のおっぱいを右手で揉みながら夏美に聞いた。

夏美「ぅ・・・うん・・たぶん・・・」

僕「たぶん?」

正直僕は童貞なので、愛撫に自信があるわけじゃない。
手順もAVのやり方を見よう見真似でやっていただけだから、「どうされると気持ちいい?」と純粋に聞いた。
すると夏美は、「健って意外と意地悪・・・」と言った。
僕は夏美の意味していることが分からなくて、「そっ、そう?」とよく分からない返事をすると、「それでいいんだよね、とことんエロくなるって決めたんだもんね!」と言い、ちょっと躊躇ったあと、「もっと強くして・・・」と恥ずかしそうに言った。
ここでようやく僕は、『意地悪』の意味に気がついた。
僕が彼女におねだりの言葉を言わせようとしていると夏美は思ったのだろう。

僕は要求通り、乳首を吸う力を強くしたり、もっと激しく胸を揉んだ。
夏美は、「・・・はぁん・・・はぁ・・・はぁっ・・・」と息が荒くなっており、時々身体をピクンと動かした。
数分間上半身の愛撫をして、僕は手を次第に下へと動かしていった。
そしてパンツに辿り着き、恥部に触れた。

僕「濡れてる・・・」

小声で呟くと、「いや・・・」と夏美が言う。

僕「ごめん、びっくりしちゃって」

夏美「謝らなくていいよ、本当に嫌なことは『本当にやめて』っていうから。その・・・そういうの・・・嫌いじゃないし・・・」

慌てて夏美は僕に弁解した。
夏美は最初こそは頑張っていたが、もともとどちらかというとMであった。
ちょっと僕も面白くなって、というかちょっと乗ってきて、「でも、こんなに濡れるもんなんだね」と冗談半分で言ってみた。
その瞬間、下半身に衝撃が走った!
夏美が僕のモノをパンツの中に入れて握っていたからだ。

夏美「健だってこんなにおちんちん硬くしてるじゃん・・・」

夏美も反撃を開始してきた。
あそこを触られたこともあるが、夏美が『おちんちん』とストレートに言ったので、僕はますます興奮した。
僕は夏美のブラをとり、その後パンツに手をかけた。

「いくよ」

僕が言うと、夏美は腰を浮かせた。
そして僕は最後までパンツを脱がし、夏美は全裸となった。
僕は夏美の足を開こうとしたが、夏美は足を開こうとしなかった。

僕「だめ?」

夏美「だから嫌なときはちゃんと言うから・・・せっかくだからもっと激しくていいよ」

僕は自分の役目をようやく理解した。
僕も夏美と同じようにどちらかというとMだったが、今回は僕がSを担当するのだと。
僕は無言で夏美の足を開いて恥部を見た。
夏美のアソコはパックリと割れており、中は綺麗なピンク色をしていた。
陰毛は薄く、マンコがはっきりと見えた。

僕が触ると夏美のアソコはもうだいぶ濡れており、「指入れるよ」と言うと、夏美は本当に小さな声で、「イッ・・・イヤっ」と言った。

『本当にやめて』と言わなかったので、僕は無視して中指をゆっくりと沈ませた。
意外とすんなり入ってびっくりしたが、僕はそのまま出し入れを続けた。
中はとても温かくて、夏美のマンコは身長からも想像できるように小さめだったので、指にもまとわりついてきた。
だんだん指のスピードを速くしていくにつれて彼女の息も上がってきた。
僕はAVを思い出して、中指に加えて人差し指を入れるとともに、左手でクリトリスらしきものを刺激した。
するとクチュクチュと音が鳴り始め、今までは小声でしか喘がなかった夏美が、本格格的に喘ぎ始めた。

夏美「あっ、あっ、ダメッ・・・あっ、あぁんっ、あぁっ!」

僕が今度はさっきとは違う狙いで、「気持ちいい?どこが気持ちいい?」と聞くと、「あっ・・・ぁんっ・・・あ、アソコっ」と夏美が答えたので、僕はAVでよくあるように、「アソコじゃ分からないよ。とことんエロくなるんじゃなかったの?」と意地悪を言うと、「意地悪っ・・・あぁっ・・・おっ・・・おまん・・・」と語尾が消え入りそうな感じで言ったので、「えっ?何?」と聞き返す。
夏美は自分でとことんエロくなると言った以上仕方がないと思ったのか、覚悟を決めたようにいつもの可愛らしい声で叫んだ。

夏美「おまんこっ!・・・おまんこが気持ちいいのぉぉ・・・」

またさらにスピードを上げると夏美は、「あっ、あっ、あっ、あぁっ・・・ダメッ・・・イッちゃう・・・あっ・・・あぁっ・・・」と喘ぎ、身体をビクンビクンとさせた。

ベッドにはたくさんの夏美の愛液が飛び散っていた。
夏美はハァハァと息をして、ある程度呼吸が整ったあと、「ひどいよぉ~」といつもの無邪気な笑顔で言った。

「『本当にやめて』って言えば良かったのに」と僕がからかうと、「だって~、気持ちよかったんだもん」というからたまらない。

僕にとってはエッチの最中のエロくなった夏美ももちろん好きだが、やはり夏美の魅力はこの普段の可愛らしさだった。

夏美が疲れているようだったので「ちょっと休もうか?」と僕は言うと・・・。

夏美「私ばっかり恥ずかしいことするんじゃ不公平だよ!今度は私が攻める番だよ!ねっ?」

またまたどうでもいいことだが、この「ねっ?」っていうのもむちゃくちゃ可愛い。

僕「なっちゃんがそう言うなら、別に僕は大丈夫だけど・・・」

夏美「とりあえず健も裸になってよ~。あと、なっちゃんって言わない約束だよ」

僕「あぁ~、そうだったそうだった。でも、急に普段の『なっちゃん』に戻っちゃったんだもん。やっぱり普段のなっちゃんは『夏美』っていうより『なっちゃん』って感じだよ」

そんな感じの話をして、最終的に夏美は、「じゃあエッチな『夏美』になるんだから」と言って、立っている僕の前に立ち膝をして向かい合い、僕のパンツを下ろした。
僕のモノは八分立ちくらいだった。
夏美は、「へぇ~、こんな感じなんだ」と言って、手で触りながらまじまじと見るので、僕は恥ずかしくなって、「そんなに真剣に見ないでよ」と言った。
それとともに僕のモノは完全に勃起した。

夏美「あっ、ちょっと大きくなった?ってか・・・硬い・・・こんなに固くなるんだ・・・」

そしてしばらく静かになったあと、「嫌だったら(フェラとか)無理しなくていいからね」と僕が気を使うと、夏美は逆に僕のちんこの先を咥えた。
予想以上に気持ちよくて、「ぅおっ」と言ってしまった。
他の人にしてもらったことがないから分からないが、夏美は結構フェラが上手かったと思う。
彼女も僕と同様にエロ本などで勉強したらしかった。

夏美「気持ちいい?」

夏美が聞いてくる。
いつもの少女のような顔でちんこを咥え、上目遣いしながら嬉しそうに聞いてくる。
このとき僕が感じたことが、今で言う“萌え”の感情なのだろうと確信している。
可愛らしさといやらしさが融合し、さらに僕を興奮させた。

僕「ヤバい・・・気持ちいい・・・」

夏美「出そうになったら言ってね」

そう言って夏美は、手と口のスピードや吸う力を強めた。

じゅぼっ・・・じゅぼっ・・・じゅぼっ。

自分が早漏だとは思わないが、それまでに色々な刺激があったために、始めて2分くらいしか経ってないのにイキそうになった。

僕「あっ・・・ヤバいっ・・・そろそろ出そう・・・」

僕が言うと夏美はさらにスピードをあげて2~3秒フェラしたあと、ちんこを口から出して手コキに切り替えた。
そしてなんと、「顔に出して」と言い、自分の顔の前でしごきだした。
僕は多少戸惑ったが余裕などなかった。

ドピュッ、ドピュッ・・・ドピュッ・・・。

ちんこは3回ほど強く痙攣し、思いっきり夏美の顔に大量の精子をぶちまけた。

夏美「すごい・・・こんなに出たね・・・あったかい・・・」

そう言ったあと、「どう?私ってエロいでしょ?」と言って、ちんこの先に付いている精子を口で吸い取った。

彼女の顔を見ると右目から口の左側にかけて白い液体がかかっており、左頬にも白い水溜りができていた。
また、口周りや舌にも微かに白い液体が付いており、その顔は今までにないエロさを感じた。
普段の『なっちゃん』からは考えられないほどいやらしかった。
僕は女の子に対してストレートにエロいと言っていいのか迷ったが・・・。

僕「うん、すっごいエロかった・・・、それより大丈夫?顔にたくさんかかっちゃったけど」

夏美「別に中に出さなければ私は全然平気だよ!自分でしたことだし。気持ちよかった?」

夏美は目の近くに付いた精子を手で拭って言った。

僕「むちゃくちゃ気持ちよかった・・・夏美のフェラ、すごく上手かったし。うん、すごいエロかったよ」

僕が言うと、「よかった!」と言ってまだ精子のついた顔でにこっと笑い、「シャワー浴びてくるね!」と風呂場へ行った。

夏美は数分後にバスタオルを巻いて出てきた。
そして今度は僕がシャワーを浴び、パンツを穿いて部屋に戻った。
シャワーを浴びたということは、今日はもう本番はやらずに寝るのかと考えていたが違った。
夏美は僕が出てくると同時にバスタオルを脱いでベッドに寝た。
その意図を察して僕はまた夏美に覆い被さるようにして、先程よりも濃厚なキスをした。
さっきまであった緊張も解け、夏美が愛おしくて仕方なくなった。
先程よりも激しく愛撫しながら服を脱がし、夏美を裸にしていく。

夏美は、「・・・ん・・・ぅん・・・ふぅん・・・」と小さな喘ぎ声を出し、彼女のアソコを触るともうびっしょりと濡れていた。

僕は一通りそこも愛撫したあと、「そろそろ入れよっか!」と言った。

コンドームを2人で苦戦しつつも付け、彼女を仰向けにし、いよいよ挿入を試みた。
彼女がマンコを開いてくれたので、僕はそこにチンコをあてがった。
すると先が入り口に差し掛かった旬間、夏美が僕の腕をギュッと掴んできた。
やはり痛いのかと思った。
しかし嫌なら『本当にやめて』と言うはずだと考えて、というか無理やりそう思い込んだ。
明らかにその時は、夏美の心配よりも自分の欲望が上回っていたのである。

僕は穴にチンコを沈め、快感に浸った。

夏美は、「んんっ・・・あっ・・・」と呻いた。

他の比較対象がないから正確には分からないが、夏美は身体が小さいため穴はきつく、締まりが良かったと思う。
僕はいつの間にか無言になっていた。
そして無我夢中でそのまま腰を振った。
夏美は突き刺すたびに、「んんっ・・・あっ、あぁっ・・・ぃやっ、ぃやっ、いやっ」とだんだん声を大きくしていった。
僕はこの「ぃや」という言葉を勝手に都合のいいように解釈し、数分してイキそうになったのでスピードを上げると、夏美は一層声を大きくして、「あっ、あっ、あっ、あっ・・・あぁっあぁん、ああぁぁぁぁぁっ・・・」と叫んだ。

夏美がイッた5秒後くらいに僕も射精し、挿入したまま彼女にそのまま覆い被さるようにして抱きついた。

「はぁはぁ」という2人が息をしている音の他に、「グスッ、グスッ」と鼻をすする音が聞こえた。
よく見ると夏美は泣いていた。
僕はびっくりして、すぐさま身体を起こした。
僕はこの時、自分が夏美のことを気にせずに自らの欲望に走ったことを後悔した。

僕「ごめん・・・その・・・夢中になっちゃって・・・本当にごめん・・・」

他にかける言葉も思いつかず、とにかく謝ることしか出来なかった。
夏美が、「大丈夫・・・気にしないで・・・」と泣きながら言う。
気にするなという方が無理な話である。
夏美が泣いたのは出会ってから初めてのことであった。
彼女は控え目なため、誰とも喧嘩をしないし、いつも聞き役に徹して、誰かの愚痴を聞くことはあっても、誰かに何かを嘆くことはなかった。

情けない話だが僕も、高校最後の部活の大会1週間前になっても調子が上がらなかった時に、泣きながら愚痴をこぼしたことがある。
愚痴を言っている間、夏美は隣でずっと何も言わず、僕の愚痴を聞きながら僕の背中に右手を置いて時折擦ってくれた。
かつて夏美がしたように、僕もまだ泣いている夏美の隣に座って背中を擦ってあげると、夏美は僕の胸で泣き始めた。
10分くらいすると夏美は泣きやみ、2人ともだいぶ落ち着いた。
そしてようやく夏美は、「驚かせてごめんね!」と言葉を発した。

僕「僕こそなっちゃんのことを考えないで・・・その・・・自分勝手にしちゃってごめん」

夏美は僕の顔を見て、「健は勘違いしてる」と言った。

夏美「泣いたのは健のせいじゃないよ、私のせいなの」

僕「えっ・・・でも・・・」

何を言えばいいか分からなくてしどろもどろになっていると、夏美は僕の初めて聞く話をし始めた。

夏美「中学生の時にエッチをしたってことは話したよね?」

僕「うん、その・・・ちょっと強引にやられたってことも聞いた」

夏美は「本当はちょっとじゃないの・・・」と話を続けた。

夏美「私、中学生の時にちょっと不良っぽい子と付き合ってたの。その子、小学校も一緒でね、結構仲良かったし・・・ちょっといいな~って思ってたからOKしたの。でも付き合ってからどんどん不良の度合いが酷くなっていって、胸を触ったり、やたらとエッチなことをしてくるようになって、ついに最後までやられちゃったの。その時『やめて』って言ったのにやめてもらえなくて、とにかく痛かったのしか覚えてないの・・・全然気持ちよくなった・・・。・・・でもね、今日のは気持ち良かったよ!痛くもなかったし・・・。だからね、健のせいじゃないの」

僕は「うん」とだけ答えると、少し沈黙してから、「シャワー浴びよっか」と言った。

夏美も「そうだね!」と言い、夏美の提案でお湯も溜めて、2人でお風呂に入った。

お湯に浸かりながら僕らはいつも通りのとりとめのない話をした。
その日はそのまま2人で寝て、翌朝それぞれの家へ帰った。

簡単に余談を話そうと思う。
それから僕らは大学を卒業するまで、エッチをすることはなかった。
正直エッチの快感を覚えた僕に、(もう1回やりたい)という気持ちがなかったわけではなかった。
だが、無理やりしたらまた泣かれるか、もしくは別れを告げられるのではとビビっていたし、普段の生活で夏美の笑顔を見れるだけでも幸せだったので、エッチをしようという話は僕からは持ちかけなかった。
そしてお互い大学を卒業して就職した。
社会人3年目の年のクリスマスに僕は夏美にプロポーズをした。
そしてその日、およそ4年半ぶりのエッチをした。
この日はちゃんと彼女を気遣うことができて、彼女も泣かなかった。

これ以後、夏美とは普通にエッチをするようになった。
相変わらず夏美は普段は純粋な少女の『なっちゃん』なのに、エッチをするときだけとてもエロくなり、色々なことをしてもらった。
ディープキスやフェラも上手くなったのだが、特に彼女が騎乗位で激しく乱れながら腰を振る姿はすごかった。

そして僕らはプロポーズから8ヶ月後に結婚し、エッチも中出しでやるようになった。
その結果、僕と夏美の間には1歳の息子と3歳の娘がいる。
そのうち3人目ができるかもしれない。
とりあえずこんな感じで、人並みの幸せな家庭を築いています。