あたしとメグミさんとトモコさん

女×女

〔体験談投稿者:Small Stone River 様〕

あたしね、小学校の4年生になったときからソフトボールを始めた。
近所のすこし上の学年のお姉さんがソフトやってて、すごくカッコよく見えて、単にそれだけの理由だけど(笑)

小学校卒業するまで3年間、中学でも飽きもせずやってまた3年。
中総体にも出れて結構上まで勝ち上がれて、高校はもういいや、って自分の行きたい高校にそれなりに勉強して入ったんだけど、どこで知ったんだか、そこのソフト部の顧問(あたしの一番苦手な科学の先生)から、「なー、形だけでもソフト部入ってくれないか。俺の科目でイロつけてやってもいいからさ(今だったら大問題)」って言われて、迷った挙げ句、結局入部(笑)

それがもう、メタメタに下手なのばっかりでただの仲良しクラブのノリで、「そんなんじゃダメだ!」ってもう、あたしがナニワ節で張り切って先輩にも掛け合って説き伏せて、練習メニューも作って真っ暗になるまで練習して・・・って。
そしたら県大会じゃで万年1回戦敗退が既定路線のウチの部が2回勝って、校内じゃ「大玉転がし」「手も使うサッカー(守備でボール蹴とばしちゃったりするから)」って笑われてた部が、結構一目置かれるようになったんだよ。
あたしも少し得意げだし嬉しかったし、練習も身が入るってもの。

それでも2年が終わって春休み・・・。

(これで来年引退かー。でも大学ってどうしよう?)って思った。

あたしは勉強はそんなに嫌いじゃない(笑)
だけど、もし大学でもソフトやって4年間っていったら小学校から13年間ソフトやることになる。
卒業するとき22歳、自分の人生の半分以上ソフトって、楽しいんだけどソフトやるために生きてるのかなんだかわかんなくなってきたw

それで顧問に、「先生、この先ソフトやるかどうか、自分でもどっちに決めたいかわかんない」って言ったの。

そしたら「近所のお姉さんに憧れて始めたんなら、相談できる年上の人とかいないの?」って言われた。

きっかけになったお姉さんはあたしが中学に入る頃に引っ越しちゃったし、今どうしてるのかわかんない。
あたしは「うーむ」って考えた。
そしてふと、通学の電車の途中の駅に“運動とかスポーツの好きな人”が行く女子大学があるのを思い出した。
(まあ、実際わかっちゃうけどあえてボカすね)

あたしは決めるのが早い。
決めたら行動はもっと早い。
だから「先生、今日、学校の帰りに◯◯◯◯体育大学に寄って見物してくる」って言ったら、「おおそうか、何か連絡しとこうか?」って言われたけど、「まずは自分で出来るとこまでやってみます。どうしても困ったら相談します」って、サッサと放課後電車を途中で降りてその大学に行ってみた。

大学の入口で守衛さんに、「こんにちは。私■■高校に通ってる◯◯と言います。忙しいときごめんなさい」と言って学生証を出して見せる(これがコツw)。

「あたしはずっとソフトボールやってるんですけど、この大学でソフトやってるお姉さんたちに進路のこととか訊いてみたくて来ました。今日はダメでも構いません。どうしたらいいですか?」

ってグイグイ行った(笑)

守衛さんは最初意外そうな顔をしてたけど優しい人で、「わかりました。学内見学希望という形で職員に連絡します。しばらく待っていてください」と2回ほど内線電話みたいなので話していた。

「ここから見えるふたつ目、外側に灰色の階段がある建物の1階に学生課という部屋があります。そこで□□という職員のところに行ってください」って親切に段取りしてくれた。

あたしは「ありがとうございます!」って言って、初めて入る大学の中をズケズケそこまで行ってその職員さんに会った。
その人はいかにもずーーーっと運動やってましたって感じの30歳くらいの女の人で、「おお、よく来たね。◯◯高校?勉強できるんだね。それでソフトをずっとやってるなんて大したもんじゃない。行動力も度胸もありそうだ。スポーツに向いてるね!」と一人で喋ってて面白かった。

「ソフト部の2回生で私が割と知ってる学生がたぶん今部室にいるから、そこに行って気の済むまでクッチャベッっていきなさいよ。今日時間が足りなかったらまた来ればいい」

って、四の五のないサッパリした人だった。

そのソフト部の部室に行くと「ああ、いたいた。メグミ、トモコ。この子ね、ずっとソフトやってきて4月から高校3年で、ソフトやってる学生に進路とか話が聞きたいんだって。色々教えてあげて!」って言い、「じゃあね。帰りは勝手に出てっていいから」とサッサと行ってしまった。

あたしはそのメグミさんとトモコさんと部室で3人になった。
自己紹介して、どうして今日ここに来たかということを手短に言うと、最初キョトンとしてたメグミさんとトモコさんもゲラゲラ笑って、「それでいきなり一人で体育大に乗り込んできたの?いいね迷いがなくて。まずやってみる、っていいことだよ」と言って、私に缶コーヒーを買ってきてくれて、ポッキーとポテチの袋も開けてくれた(笑)

「さて、じゃあ何からクッチャベるかな?w」って、ちゃんとマジメに相手してくれて嬉しかった。

メグミさんは中学から、トモコさんは中学時代は剣道で高校からソフト始めたそうで最初から「Sちゃん(私のこと。会って3分後からちゃん付け呼ばわりw)の方がソフト歴はずっと長い」って笑った。

二人とも遠い遠いところから進学して、最初は寮、今はアパートに下宿していっしょに住んでいるそうだ。
二人とも体を動かすのが好きで、別にソフトも体育大学もそれほどの希望はなかったけど奨学金を受けられる資格や教員免許、そして「都会に行ってみたかった(笑)」とか、普通のことの連続と積み重ねだった。

私は“体育大で球技やるなんてきっとゴリゴリの運動部系”って堅く信じてたから意外でもあり面白くもあり、そして始めたからにはマジメに取り組むお姉さんたちがすぐに大好きになった。
その日は暗くなる前には帰ることにして、二人がいっしょに住んでる部屋の電話番号も教えてもらった。

「Sちゃん、連絡してくれたら都合つけるから、また話に来て。部の後輩もいるけど、ベッタベタに四六時中いっしょにいるから飽きがくるんだよ(笑)なんだか新鮮」って言われて嬉しかった。

それから2回ほどまた大学に遊びに行って、練習見学させてもらったり、「Sちゃんユニフォームと道具持っておいでよ」って言われてキャッチボールもした。
さすがに巧い、球筋が全然違う。

(やっぱりレベルが高いや!)って驚いたけどすごく楽しかった。

メグミさんはショート、トモコさんはリリーフピッチャー、またはセカンドだった。

高校3年になったゴールデンウィーク、ふと思いついて二人に「ウチに来てごはん食べませんか?」って言ってみた。
うちの父ちゃんと母ちゃんに話したら超乗り気で、「運動して勉強もして忙しいだろうにSの相手してくれて」って感謝の気持ちを表そうという筋書き(笑)
あたしみたいにまったく物怖じしないメグミさんトモコさんは「こんにちはーっ!!!」って隣近所に鳴り響くような挨拶をしてウチに来た。

二人とも真っ黒に日焼けしてるけど、実はメグミさんは背が高くて脚も長くて顔の彫りが深い、南方系の美人なのだ。
そしてオッパイがものすごく大きい(笑)
筋肉がつくから持ち上がるのかもしれないが、スイカを割って断面を自分側にして並べてるみたいだ。
アメリカの女優さんでローマ・マフィアっていう、物騒な名前だけどすごくカッコいい人がいるんだけど、その人の若い頃にすごく似てる。

そしてトモコさんは北の方の出身で、やっぱり顔立ちが整っていてこれまた美人で、映画の『パルプフィクション』に出てたマリア・デ・メディロスっていうポルトガルの女優さんとソックリ。
自分では「カエル顔」、メグミさんはふざけて「Sちゃん、トモコって山椒魚に似てない?」とかヒドイこと言うけど、トローンとしたイメージのフェイスなんだけどものすごくサッパリしていてハッキリ物を言う。
二人ともあたしと似てるのだ。

ソフトボール系のバーン!とした体形じゃなく、ビーチバレーかシンクロやってます、でも通じるくらいの二人が来ると父ちゃんと弟はプロゴルファーの岡本◯子さんみたいなののコンビだと勝手に思っていたらしく、愛想をふりまく余裕もなくなり二人を見て呆然としていた。
マジメな気性の弟はメグミさんの胸の谷間に目がどうしても行ってしまい、「距離感がおかしくなった」と表現していた(笑)

母ちゃんは「いつも本当にありがとうございます」ってニコニコして料理をドカドカ作ってくれた。
料理が得意な母ちゃんでよかった。
二人とも「おいしい、これおいしい、これもおいしい」と、もの凄い量をもの凄いスピードで食べまくり、これは足りなくなるなと察した父ちゃんは二人に寿司とピザの出前まで取り、二人は期待にたがわず「おおっ、お寿司!あっ、ピザも!出前!ありがとうございます!!」と言って、ビデオの早送りかと思うようなスピードで完食した。
楽しかった。

「ねえSちゃん、ウチの大学も候補にしておいたら?Sちゃんは勉強できるからウチじゃ勿体ないかな?まあ、アタマのいい子の行く大学でもソフトはできるしね~」

メグミさんがちょっと寂しそうにそう言った。
あたしは試験が難しいの易しいの、偏差値がいくつだのっていう話で学校を比べるのが虫唾が走るくらいキライなので、ちょっとムキになって「あたしはメグミさんやトモコさんみたいな人のいる大学に行きたい。真剣にひとつのことに取り組んでる人がたくさんいるっていうか、そうじゃない人が一人もいない。そういう学生がいる大学に行きたいです!」って思っていたことを言った。

二人ともちょっとマジメな表情になって、「そう・・・あたし達も少し迷ったりフラフラした時期あったけど、そんな風に思ってくれる人が一人でもいるなら嬉しいな」と二人でビール1ケース飲んでしまった後の赤い顔だったけど目もちょっと赤くなっていた。

(勇気を出して二人のいる大学に突撃してみてよかった)と思った。

二人はやっぱり体育会系で礼儀はビシっと先輩たちから鍛えられてるし、屈託ないし物怖じもしない。

「Sちゃん、あたし達アパートはお風呂無いし銭湯か大学の大風呂(というのがあるらしい)なんだけど、この近所にお風呂屋さんあるかな?」

そう訊かれたので、「ウチで入っていけばいいじゃない!」と言った。
そして母ちゃんがすぐにニヤニヤした。
我が家は中古住宅を父ちゃん母ちゃんがせっせと働いて買ったんだけど、実は風呂屋の娘だった母ちゃんのたっての希望で「お風呂が狭いのだけは嫌だ」と言い、余分なお金をかけて改装して、家の大きさ(狭さ)には妙に不釣り合いな浴室なのだ。

まるで銭湯みたいなタイル貼りの湯舟は、身長175cmくらいの弟が脚を伸ばしてもつっかえない。
そして洗い場も浴槽と同じ長さがあるわけだから広い。
父ちゃんはもうヤケで「ついでに壁に富士山描いてもらえ!」って半ば本気で言っていた。
タイルの床はヒンヤリして気持ちがいいので、あたしはよく夏に学校から帰ると素っ裸になり水浴びして洗い場に寝そべってマンガ読んでた。
そのまま昼寝していたらいつの間にか父ちゃんが帰ってきて、裸なんて何も珍しくない我が家だけどさすがに肝を潰し、「死体安置所か、ウチの風呂は・・・」とボヤいていた。

とまあ、広いお風呂を見てほしくもあってそう言ったのだが、メグミさんとトモコさんは「うわっ、広い!大きい!旅館みたい!Sちゃん一緒に入ろう!スゲー!やった!」とすごく喜んだ。
父ちゃんと弟がものすごい羨望の眼差しであたしを見たような気もするが、無視してさっさと3人でお風呂に入った。

服の上から十分わかってはいたけど、やっぱり二人はスタイルがいい。
メグミさんの我が目を疑いたくなるオッパイ!
トモコさんのキュっと持ち上がったお尻と綺麗な脚!
あたしは見惚れてボーっとしていた。

そして・・・ずいぶん年月経ったから時効でいいと思うから書くけど、メグミさんのオマンコの毛がすごいのだ。
面積というか毛量というのか、トモコさんはまあ普通、あたしもチョボチョボだけど、どう喩えてみればいいのか・・・。
たとえばあたしが全裸で森の中を歩いていて道に迷い、親切な熊に出会って「お嬢さん、森のはずれまで連れていってあげましょう。疲れただろうから肩車してあげましょう」ってなったらメグミさんくらいの感じになると思う。

なんか『毛』のことを言ったらさすがに失礼だと思うから何も言うまい言うまいと思っていたのに、トモコさんが「Sちゃん、メグミのさあ、ここ、鳥の巣みたいでしょ?」って言うからもうガマンできず吹き出した。

メグミさんも、「生えかけの頃は気にしてさー、嫌だったときもあるけどウチの一族みんなこうでさぁ、もう仕方ないなって感じで。あたし、お姉ちゃんと妹いるんだけど真夏なんか家の中でどうでもいいからみんな素っ裸で踊って『黒い蝶の舞』って言ってたよ」って・・・。
もうネタなんだかマジメなんだかわかんなくて、あたしはお風呂の中で涙流して笑っていた。

お風呂からあがると家族が、「何がそんなにおかしくて笑ってたの?」って訊いたけど黙っていた(当たり前か)。
3人の笑い声があまりに大きくて響くので、居間の照明の電気の傘からワタゴミが落ちてきたそうだ。

あたしや家族が言おうと思っていたより先にトモコさんが、「あたしたち、せっかくだからSちゃんと進路のこととかじっくり話したいです。あしたは練習のない公休日だし、今日は泊まらせていただけませんか?」って言ってくれて家族みんなもすごく嬉しかった。

あたしはふだん弟と同じ部屋なんだけど、弟が押し出されて一階の廊下で寝ることにした。
3人でまた他愛もないオシャベリから大学生活の悲喜コモゴモの話とか、涙なくしては笑えない上京直後の二人の失敗談(喫茶店で「あたし麦茶ください」「じゃあ、あたしネスカフェ」って頼んだ)とか、もうしゃべり疲れてオデコが痛くなるほどだった。

さすがにもう寝るか、という段になって、二人がちょっと息をひそめて・・・。

「あのさSちゃん、あたし達、春夏秋は寝るとき裸なんだよ。まあ夏は朝から晩まで裸の日もあるけどw・・・裸で寝ていい?変でしょ?Sちゃんは普段通りでもちろんいいからさー」

そう言われ、冗談じゃないと思った。
あたしはお風呂あがりに家族のいる居間で全裸で土俵入りできる女だ。
なぜ土俵入りかというと、クニヒコ叔父さん(母ちゃんの兄)という人がいて、とてもハンサムでスラっとした人なんだけど、大学時代なぜか相撲部だったのだ。
四股を踏むとバチーン!といい音がするし、体も柔らかくて50歳過ぎてるのに股割りもベッタリ床につく。
その叔父さんに『雲竜型』と『不知火型』の違いをみっちり教えてもらったことがあるのだ。
覚えるとやってみたくなるのが人情で、あたしは全裸で「ほら見て、雲竜型と不知火型の土俵入りの違い、やるからさ」って言っても誰も見向きもしない。

「ちょっと、ねえ見てよ、人がせっかく」ってむくれると、弟が「姉ちゃん、これ。マワシ、マワシ」と言って母ちゃんのお気に入りのおフランス製のストールを持ってきた。

「おっ、気が利くね。そうかマワシ締めるとそれっぽくなるな」

そう思ってストールをマワシ代わりに巻こうとすると、今まで一瞥もくれなかった母ちゃんが、「あっ、ちょっと!やめて!やめて!何するのそんなとこに当てないで私のストール!やめなさいS!やめないと殺すわよ!」と、ものすごい形相ですっ飛んできた。

こういう場合の逃げ方にはコツがある。
ずっと陸上やってた母ちゃんは走るときオーバルトラックが身体に染み込んでいるため、どうしても反時計回りなのだ。
つまり、遠回りになっても母ちゃんは左に回って追いかけようとする。
あたしは間合いをとって常に12時と6時の位置を保って、「母ちゃんこそ見向きもしなかったくせに。あたしよりストールが大事なの?なによ!マサカズ叔父さん(クニヒコ叔父さんの兄)がおフランスで買ってきただけじゃない!」ってあたしはもう悲しくなって涙が出てきた。
もう土俵入りもどうでもよくなり、部屋にこもって全裸のまま体育座りで泣いた。

母ちゃんが入ってきて・・・。

「S、ごめんね。だって母ちゃんの大事なストール、マワシにして土俵入りしようとするから・・・」

「ひどいよ。かあちゃんあたしが小学校の修学旅行で買ってきたお土産の木刀、大事だったのにおじいちゃん家(風呂屋)で釜の焚きつけにしちゃったくせに!同じお土産でなんでそんな差があるの?」

「だってあれはSがユウイチ(母ちゃんの甥。あたしの年上のイトコ)のオデコ、木刀で手加減しないで面打って、ものすごいタンコブにしちゃったからじゃない。あの翌日、ユウイチは大学入試で・・・」

「それでも東大受かったでしょ。あたしユウイチ兄ちゃんに会うたびに『あのタンコブで不思議な力が出た。Sちゃんのお陰だ』って言われて感謝されてるのに!」

「オデコに木刀の跡でも残ったら丹下左膳みたいじゃない」

「オデコは丹下佐膳じゃないよ、旗本退屈男だよ!!」

・・・って、不毛のやりとりを思い出した。

とにかく、「あたし、全然裸でいい。裸で寝ます!」って言って3秒で全裸になった。
さっきみんなでお風呂入ってるんだから今更どうということもない。

布団は2枚で3人なので、あたしが真ん中で、左右にメグミさんとトモコさんが寝た。
寝っ転がってもしばらくオシャベリしていた。
あたしの左側にいるメグミさんのオッパイがタオルケットを持ち上げるのでアルプス山脈がそびえ立っているような感じだ。

せっかく裸なんだからと、あたしは常々思っていたことを言ってみた。

「メグミさん、メグミさんのオッパイ、触ってみたいんだけど触っていいですか?」

そう訊くと・・・。

「オッパイ?いいよいいよ。ひとつ?両方?」

「両方!」

「いいよ~、どぉんぞ~」

ってメグミさんは体をこっちに向けてくれた。
横を向いてもピン!としていて乳首が下を向かない。

(なんてカッコいいんだろう・・・)

そう思って、あたしはゆっくり両掌で左右のおっぱいをゆっくり触ってみた。

「ひゃ~カッコいい。いいな~!素敵なおっぱい~!」って言いながら谷間に顔を挟んでみた。

メグミさんはあたしの頭を「良い子良い子」の感じで優しく撫でてくれた。
ドキドキしてぼんやりした。

「メグミさん、オッパイちゅっちゅって、していい?」

「いいよ~、出ないけど。吸ってごらん」

あたしはメグミさんの乳首に吸いついた。
ちゅっ、ちゅっ、って吸ってみた。
気がついたらメグミさんの乳首はさっきの2倍くらいになっている。
硬くなっている。

いつの間にか、トモコさんがメグミさんの向こう側に来て、なんだか優しい顔でじっとオッパイを吸うあたしを見ている。

トモコさんが、「メグミ~、じゃああたしも!」って言うのでびっくりした。

「トモコ・・・Sちゃんに言おうか?Sちゃんなら大丈夫だし、話したいよね、あたし達・・・」

メグミさんの言う意味がわからないでいると、トモコさんが・・・。

「Sちゃん、あたし達さ、女だけど、ときどき今のSちゃんみたいな気持ちになる。体もそういう風になるの。でも二人とも、男の人が嫌いなんじゃないしカッコいいなステキだなって思うし、なんだろうね、二人でいると男とか女とかなくなって、ピッタリくっつきたくなって、愛おしくなるの。変かな?嫌じゃない?」

「そうなんだ~、とってもステキですね!あたしいつも、メグミさんとトモコさん、尊敬しあっていたわりあって、そんじょそこらの友情じゃ追いつかないくらいキラキラしてるって思ってました!だからすごく自然でいい!全然変でもなんでもないです!」

わたしはそう言った。
心からの本心だった。

「じゃあ、二人でメグミのオッパイ吸おうか、あたし右ね」

って言って、トモコさんはメグミさんにとっての左のオッパイに唇を這わせ、優しく口に含んでは離し、舌で包むように舐めながら手でメグミさんのうなじや髪を優しく撫でた。
メグミさんは目を閉じ、少しずつ呼吸の間隔が短くなってきた。
あたしも負けじと、あたしの側の乳首を上唇と下唇で優しく噛んでみた(笑)
メグミさんは少し仰け反り、「ふぅ・・・」と息を漏らした。

トモコさんはメグミさんにキスしている。
いいな~いいな~と思っていると見透かすように、「Sちゃん、メグミねえ、『Sちゃんにチューしたーい』っていつも言ってるよ。チューしてごらん!」と悪戯っぽく笑った。
あたしは迷わずメグミさんにキスした。
これがあたしのファーストキスだ!!
嬉しかったので2回、3回とキスした。
メグミさんが軽く口を開けたので、あたしは舌を入れた。
メグミさんの舌とあたしの舌が触れて絡んだ。

あたしのオマンコはもうビショビショだった。
メグミさんはトロンとした表情で虚ろな目になっていた。
こんな色っぽいメグミさんは初めて見た(当たり前だけど)。
トモコさんは右手でメグミさんの耳たぶを優しく撫でたり、うなじをゆっくりグルグルさすったりしている。
左手でメグミさんの膝の裏を持ち上げて、脚を軽く少し曲げた。
そして、ほんの少し足を開く向きにした。

「Sちゃん、Sちゃんも同じようにして」

あたしは右手で、メグミさんの右脚をゆっくり曲げて少し開かせた。
メグミさんはもう催眠状態のようにゆっくり深い息をしながら交互にあたし達の目を見ている。

「トモコ・・・Sちゃん・・・」

それだけ言って深く息を吸う。
オッパイがゆっくり持ち上がって、ゆっくり下がって、地学でやった造山運動のようだ。
トモコさんが左手で私の右手をとり、ゆっくりメグミさんのオマンコに導いた。
メグミさんのオマンコはビショビショでシーツまで濡れていた。

「Sちゃん、メグミのオマンコ触ってみて」

あたしは「うん!」と答えると、モジャモジャのメグミさんの毛を掻き分けて膣口から小陰唇を確かめ、ゆっくり下から上になぞった。
クリトリスがわかった。
中指の先で渦巻きを描くように優しく、クリトリスを撫でてみた。
メグミさんが「あっ・・・」と小さく叫び、自分のつま先を見るような角度でぐっと首を曲げて今度は空を見上げるような風に仰け反り、もう一度「あっ・・・」と声を漏らした。
そしてぐったりと体の力が抜けた。

「Sちゃん、メグミ、イッちゃった。ほらメグミ、気持ちよかった?Sちゃんにイカされちゃったね。Sちゃん。Sちゃんになんだか心まで読まれてるみたい・・・」

そう言うと、ゆっくりあたしの方に顔を近づけてきた。
トモコさんとも優しくキスをした。
トモコさんがあたしのおっぱいを触ってくれた。
気持ちよくて体の力が全部抜けそうになる。

気がつくと、トモコさんは自分の左手で自分のオマンコをゆっくり触ってオナニーをしている。
クリトリスを触り、膣口に少し指を入れながらちょっとぐるぐる動かす。
また抜いてクリトリスを摘むようにして、今度は小陰唇を下から上になぞる。
あたしのオナニーするときと似てる(笑)

「トモコさん、ちょっとそこで一度横になって」

あたしはトモコさんに言った。

「うん・・・いいよ。こうでいい?」

メグミさんとトモコさんが並んで寝た。
二人ともなんてカッコいいんだろう。
メグミさんはまだ少し虚ろな感じであたしの目を見た。
あたしはゆっくり、右手をトモコさんの脚の間、左手をメグミさんの脚の間に入れてふくらはぎ、膝、太腿を左右ゆっくり撫でた。
筋肉が盛り上がって、でもゴツゴツしていない二人の脚の感触を確かめた。
そしてゆっくりゆっくり、右手の中指をトモコさん、左手の中指をメグミさんのオマンコ、つまり膣に入れていった。

二人の中の微妙に違う感触を確かめながら、少し入れて少し戻って、手のひら上向きで指を曲げる、「カモーン!」の形にさらにゆっくりゆっくり向きを変えた。
メグミさんとトモコさんは同時に声にならない声をあげて腰を浮かせた。

「あっ・・・Sちゃん、そんな・・・あ・・・」

「Sちゃんなんでこんなに・・・わかるのこれ・・・あっ」

あたしはゆっくりゆっくり、中指の腹のところで二人の膣の上側をなぞった。
ほぼ同時に、コリっと当たる場所を見つけた。
今度はそこをいきなり素早く前後に擦ってあげた。

「ああああっ、あっどうしよう、イッちゃう、これもうイッちゃう・・・Sちゃん・・・ああSちゃんもっとして。やめないで」

「メグミ・・・Sちゃん素直な妹みたいなのに・・・エッチになるとなんだか・・・エッチにされたくなっちゃう・・・あっあたしもうイク・・・イク!」

メグミさんは両手でシーツをぎゅっと握り締めて腰を浮かせた。
トモコさんはスっ、スっと大きく息をしながら目をギュっと瞑って、オッパイのあたりが小刻みに震えている。
うわ言のように・・・。

「Sちゃん・・・Sちゃん、このまま続けて・・・続けて・・・あー、あー、あっ、メグミあたしイク・・・」

「あ、イク、あたしも・・・あっ、これどうしよう、力が入ら・・・」

ない、って言うよりも早く、二人同時に尿道口から熱い液が出た。

メグミさんはピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッて、間欠泉型。
トモコさんはシュー、シャーって水鉄砲みたいだった。
あたしはオナニー歴10年以上の大ベテランだ。
なんにも罪悪感なんて感じたことはない。
好き好んで人に言ったりしないけど、あたしは自分と自分の体が大好きだから、そういう自分を自分で愛するってことなのだ(笑)

後から世の中で有名になる『Gスポット』も自分で発見したし、何度か潮吹きも経験したことがある。
潮っていうのは明らかにオシッコとは違う。
それも先刻ご承知なのだ(笑)
あたしは指をゆっくり抜くと、まずトモコさんのびしょびしょのオマンコに口を近づけてさらにゆっくりと舐めた。

「トモコさん、トモコさんすごくエッチだね。エッチなトモコさん大好き。ほら、オマンコからこんなにいやらしい液がたくさん出ちゃったよ」

あたしはわざと、ズズズーと音を立てて啜った。
少しすっぱい、少ししょっぱい、薄い涙みたいな味。
あたしと同じだ。

「Sちゃん・・・恥ずかしいよ、どうしよう・・・」

トモコさんはなんだか泣きそうだ。

「トモコさんのエッチなおまんこ汁、全部飲んじゃった。エッチな味がするよ。メグミさんはどうかな~?」

横にずれて今度はメグミさんのオマンコに顔を寄せる。
メグミさんのオマンコは、なんとも言えないドキドキするようなスパイスみたいな匂いがする。
あたしはわざと少し乱暴に、メグミさんの太腿を開いてオマンコにしゃぶりついた。
クリトリスがピンク色につやつや光っている。

「うわっ、メグミさん、すごいエッチな味がする。メグミさんもエッチなんだね。エッチなオマンコ汁あたしが全部舐めてあげるからね」

「Sちゃん・・・Sちゃんあたしもうなんだかオカシクなってる・・・なんだかSちゃんの言うなりにしないとダメな気持ち・・・でも感じるの。全身がビクビクする。Sちゃんに言われると・・・」

「メグミさんとトモコさんが大好きだから、気持ちよくしてあげたくなるの。『オマンコ舐めて』って言ってみて」

するとトモコさんが少し力の抜けた声で、「Sちゃん、メグミはね、『オマンコ』って言わないよ。『◯◯◯◯』って言うんだよね、メグミ」

「あっダメ。それはダメ。それだけは言えないよ。イジワルしないでよトモコ」

「ふうん、じゃあメグミさん、『◯◯◯◯舐めて』って言って」

「ダメ。言えない。言えないどうしてもダメ、恥ずかしい」

「だーめ。言いなさい。言わないと・・・」

あたしはメグミさんのクリトリスを優しく歯で挟んだ。

「言わないとあたし、メグミさんのクリトリス食べちゃうよ。ほら、言って」

歯を離して舌と上唇で思い切り強くクリトリスを挟んだ。

「あああっ、ダメ、Sちゃん感じすぎ・・・わかった言うよ・・・◯◯◯◯・・・舐めて・・・舐めて」

「うん!」

ゆっくり膣口から尿道口を舐めて、口の中に負圧をかけて(笑)メグミさんの膣を吸った。
膣の中に戻った潮とオマンコの汁が混ざって、やっぱり少ししょっぱい涙の味と、メグミさん独特の南の国の料理みたいなエキゾチックな香ばしい匂いがした。
あたしはわざと音を立てて啜って、これまたわざと音を立てて、ゴクリ、ゴクリって飲んであげた。

「メグミさんのエッチなおツユ、いっぱい飲んじゃった。メグミさんもなんてエッチなんだろうね。こうやって二人でエッチなセックス、女同士でしてるの?いいな~いいな~」

って言うと二人同時に・・・。

「違うよ」「こんなエッチ・・・じゃないよ。もっとこう・・・あっさりと」

「あっさりだって。でも女同士のセックスじゃないの?」

「そうだけど・・・あんな風になったこともされたこともなかったよ・・・ごめんねSちゃん、シーツビショビショだね。搾れるくらいだね・・・お洗濯しなきゃ・・・」

「いいから気にしないで。二人ともあたしにキスして!」

「うん・・・Sちゃん大好きだよ」

二人がそれぞれチュッって唇にキスしてくれた。
3人は最初に寝てたみたいに、あたしが真ん中で川の字になって、朝までグーグー寝た。
あたしは両手をそれぞれ二人に手を繋いでもらって寝た。
幸せだった。

起きたときはちょっとだけ恥ずかしくて、3人でニヤニヤしたけどもう普通だった。
あたしは二人のほっぺにチューしてから居間に行った。
お化粧の手間暇の少ない二人はあっという間にいつものキリッとした体育大生の雰囲気に戻り、朝ゴハンを食べて「ありがとうございましたぁーーーっ」と言って玄関を出た。

「Sちゃん、またね。ウチのアパートにも遊びに来て」

「うん!」

駅に向かう二人は、振り返ってバイバイをしてニコニコしていた。

まあそれからね、色々あたしもメグミさんもトモコさんも、その後の人生が浮き沈みの“沈み”こそないけど、色々面白くて珍しい浮き方だらけになるんだけど、まあ気が向いたら書くね。
読んでくれてありがとう。

女×女

Posted by Small Stone River