ちょっとオマセだった友達の妹に恋して
小学生の頃、いつも一緒に遊んでた男がいた。
そいつは俺より年上で、俺と同級生になる妹『M』がいた。
男とは中学、高校と上がっていくうちに近所以外の付き合いもあって次第になんとなく疎遠になった。
しかしMとは同級生だし、周りにからかわれない程度には話すようになった。
「◯◯と◯◯が一緒に帰ってた!」なんて、ちょっとしたニュースになるくらい田舎の学校だった。
でも、俺とMは幼なじみで学年の奴はみんな知ってたからそれほど噂になることもなかった。
ちなみにMは結構可愛い方だと思う。
今思えば淡い初恋だったのかな。
彼女は兄貴がいたせいか、ちょっとマセてた。
中三の春頃、家族に内緒で、「見せて?」なんて言ってきた。
「Mのも見せろよ」
「おっぱい見せたげる」
「下も」
「じゃあ、おっぱい触るのと、両方見るだけとどっちがいい?」
少し考えて俺は両方見るのを選んだが、恥ずかしがって結局おっぱいだけになった。
まずはMから。
まだ小さい膨らみかけのおっぱい。
乳首も小さく小豆みたい。
とはいえ初めて見る生の女の子のおっぱい。
興奮してしまった。
触らせてもらったが、小さいから、まあこんなもんかって感じだった。
次に俺の番。
「あ、生えてるんだね・・・」
まだちょろちょろだったけど一応生えてた。
もちろんホーケーだけど。
まあ、そんなこんなで終了。
そんな事があってしばらくして。
「ねえ、俺君は高校どこ行くの?」
「一応◯高狙ってるよ」(県内ではそれなりのレベルの共学)
「そうなの?あたしも◯高行きたいんだ、一緒にがんばろうね!」
そう言って笑ったMは本当に可愛かった。
Mもこの頃には俺のことが好きだったんだと思う。
「◯◯君に告白されたんだけど、どうしよう?」
「・・・好きなら付き合えば?」
「受験もあるし好きじゃない」
この時点で、(じゃあ俺もダメか)なんて考えてたヘタレな俺。
「じゃあ断れよ」
「私のこと好きになってくれる人なんてもういないかもしれないし・・・」
「そんな事ないよ、Mのこと好きな人いるって!」
そこまで言ってお互い気がついたんだ。
俺、頭フル回転。
(これって遠回しな告白になるのかな)なんて考えてた。
なんか気まずくなって会話もなかった。
でも、それからも一緒に勉強して受験も終わり、合格待ちのバレンタインにチョコを貰った。
「受かってるといいね、また一緒に通えるね」
俺は合格したらちゃんと告白しよう、そう考えていた。
その後、二人とも無事合格。
ホワイトデーにはお返しと一緒に告白した。
「やっとなの?」
そう言いながらMは泣いていた。
そして高校生になったのだが、その高校には『生徒は何かしらの部活に入らないといけない』って校則があった。
実際に校則だったかどうか覚えてないが、暗黙のルールだったのかもしれない。
俺は運動部に入って、それなりに友達もできて楽しくやってた。
Mは文化部で、だんだんすれ違うようになっていった。
学校も1学年100人そこそこの田舎から400人くらいになったから、ちょっとしたカルチャーショックだった。
とはいえ、夏休みにしっかり初体験はした。
帰りもずっと一人だし、「寂しいよ」と言う彼女を抱き締めてキスした。
少し大きく成長した彼女の胸。
「あの時はまだあんまり生えてなかったから恥ずかしかったんだよ」と言う彼女。
それでも薄かったので本当に恥ずかしかったんだろう。
「カチカチだね。・・・ん、もうちょっと下。あっ、そこ。んんっ、あっ、あ。ダメ、痛い。そのまま。大丈夫、動いて。やっ、すごい。あっ、あっ。キスして。ん、俺君好き。好き好き。ずっと、待ってたんだから。大事にしないと承知しないぞ」
そしてゴムの中で果てた。
しかしその後、部活も楽しくなり、高2の初め頃には別れてしまう。
中学とは違い、なんとなくクラスメイトにバレて、地味な彼女だと茶化されたりするのも嫌だったのかもしれない。
その頃俺は、同じ部の子となんとなくいい感じになっていた。
後輩は正直スタイルもよく、可愛かった。
周りからも「早く付き合えよ」って感じだった。
彼女は処女ではなかった。
彼女とはなんとなく付き合ってる感じが続いた。
セックスの楽しみを知った高校生の俺はヤリたいと思っていた。
時折見える明らかにMより大人な感じがするパンチラやブラにも興奮していた。
心のどこかにMが残っていたが、やっぱり若かったので、ある日デートの約束をとりつけてやってしまおうと考えていた。
うまく事は進み、ある日のデートの後ホテルに誘った。
「俺君は初めて?」
「初めての方がいい?」
「あっ、した事あるんだ、俺君モテそうだもんね」
「そんな事ないよ、人並みだよ」
「あっ、結構おっきいね。んっ、ジュポ、ジュポ」
(うわーこれがフェラかあ、気持ちいい)
「もう入れたいよ」
「うん、いいよ。はいっ、どうぞ」
(Mのとは違うなあ、すげえ毛も生えてるし、おっぱいもデカい)
「ゴム、しようか?」
「いいよ、大丈夫だし」
ズズズ。
(入った!生まんこ!)
処女だったMとは違う。
ヌルヌルの感触でとろけそうだ。
「あっ、あん、ん、ん。えっ、バック?ああん!あっ、あっ。やあん、イッちゃう」
(こんなに声出すものなのか。すげえやらしいな)
また体位を変えて、「ううっ」って彼女のお腹に大量に出した。
その後3回戦までいって彼女も満足そうだ。
俺達は付き合いだした。
彼女とのセックスは満足だった。
ある日彼女が、「家に行きたい」と言い出した。
「ああ、構わないよ」
駅で待ち合わせて家に向かう。
なんたる偶然か、Mと鉢合わせた。
「あら、そういえばMさんも同じ中学だったんだよね」
彼女にはMのことは話してない。
Mにも彼女とのことは話してない。
「うん、俺君、彼女?」
「あ、うん・・・」
「そっか、じゃあね」
親のいない家で激しくセックスした。
その数日後、Mが待っていた。
「彼女のこと、聞いてないよ」
言ってないから当然だ。
「もうエッチしたの?」
「いや、まだだよ」
最初で最後の嘘にしよう。
Mは少し優越感があったのが嬉しかったのだろうか、むくれっ面が和らいだ。
「ふーん、そうなんだ。彼女さんスタイルいいし、可愛いよね」
それは確かに。
「私もね、先輩と付き合わないかって言われてるの」
「・・・そう、好きなら付き合えば?」
「・・・そうだよね、じゃ」
その後、本当に付き合いだしたそうだ。
Mは髪を今風にして制服も少し短くなった。
そして俺達は3年生。
俺は大学受験、Mは就職するらしいと聞いた。
彼女とは受験やなんだかんだで自然消滅。
その頃には部活も引退し、帰りは早くなった。
Mとは何度か電車で会ううちに近況報告とかして、普通の幼なじみとしてそれなりに仲良くやっていた。
Mは彼氏とはまだ続いているらしい。
「正直、そんなに好きじゃない」とか言う。
「・・・なあ、まだ好きだって言ったらどうする?」
「まっさか!・・・本当にまだ好きなら・・・明日17時に◯◯駅で待ってて」
◯◯駅とは学校ではなく家の近くの駅です。
迷っていたが行くことにした。
直前の電車に乗り、17時ちょうどに着く電車がある。
Mも電車を待っていた。
駅のホームの一番端。
俺は真ん中あたり。
なんとなく、離れたまま電車に乗り、やがて◯◯駅に着いた。
俺は降りて一旦改札を出る。
後ろにMがいるはず。
待っていたが来ない。
慌てて電車を見ると、Mは寂しそうな顔をしたまま先頭車両に乗っていて、そのまま電車は行ってしまった。
俺は一人とり残された。
Mは俺の気持ちを確かめたかっただけなのか?
気持ちに応えられないから降りなかったのだろうか?
色んな考えが頭の中を巡るが、その後話すことなく卒業、俺は地元から離れた大学へ進学した。
休みに実家に帰った時に親から、「Mが結婚する」と聞いた。
その後、Mに会ってはいない・・・。