男子校と女子校のウブな僕たちはBまでが限界でした

純愛・青春

僕は一人っ子で育ち、高校は男子校。
文化祭で知り合った女子高生とお付き合いしたことがありました。
家では母がお店をやっていました。
その母が僕が高校1年生の時に結核にかかり、遠くの病院に長期入院しました。
祖母がお店を切り盛りするために来てくれましたが、父との仲が悪く、親戚も「年寄りを使うな」と言ってきていました。

高校2年生の夏も、また母は別の病気で入院。
結局、僕が1人でお店を切り盛りするはめになりました。
夏休みだというのにどこへも行けず、店番と店の切り盛りをしながら学校の宿題をしていました。

申し訳ないと思いながらも、当時付き合っていた女子高生に僕の家に来てもらって、一緒に宿題をやったり、テレビを観たり、喋ったりしていました。
その女子高生も真面目な子です。
それでも、ずっと一緒に同じ屋根の下にいると、お互いになんとなく良いムードになり、キスやハグをするようになりました。
彼女の方も嫌がることなく、電車に乗って僕の家まで来てくれていました。
彼女は女子高に通う女の子で、身長155センチくらいの色白で大人しめの子でした。

彼女と仲良くする中で、だんだんエスカレートして大胆になり、お互いの身体を自然に求めるようになりました。
彼女の方も嫌がるどころか、夏だったせいもあり薄着や露出の多い服、時には短いスカートを穿いてきてくれました。
それでもそこは当時の高校生。
しかもお互いに真面目で、ウブな者同士。
なかなかエッチにまでは到達せず。
お互いにそのことが頭にあるのに、経験のない者同士、怖くて行動に移すことが出来ませんでした。

ある日、プールに一緒に行って遊びました。
帰りは僕の家へ直行して、水着の上に服を着て帰ったので、お風呂に入って身体を洗おうということになりました。
お風呂場の扉の前には冷蔵庫があって、その前に来たとき、抱擁しました。
しばらくそうしていましたが、ずっとそうしているわけにもいかず、僕は上の服から脱ぎ始めました。
彼女は一瞬、「ハッ」というような小さな声を上げたと思います。
下を向いて俯きました。
でも僕がズボンまで下ろした時、彼女も上の服から脱ぎ始めました。
僕は自分のお尻の方を彼女に向けて、水着を脱ぎました。
すると後ろから彼女が抱きついてきました。
僕は心臓がドキドキしてしまって、でも彼女のことを思うと無理強いするつもりなんて全くなくて、でもお互いにいつかは通る道で、一緒に泳いで気分も高揚していたのもあり、お互いに(もっと仲良くなりたい!)という感じでした。
いやらしい感じではなかったと思います。
そもそもお互いにウブで真面目な性格だったので、性に対するテクニックも何もあったものではありません。
だから物凄い純粋で、その先のゴールは、お互いのことをもっと知ることしかなかったように思います。

「私の水着も脱がして!」

この時の彼女の小さな声は、今も耳にこびりついています。
恥ずかしさと好奇心・・・。
自然な流れでここまで来てしまって、なんとなく逆らうことの出来ない見えざる力。
でもあまりの恥ずかしさで、自分で水着を脱ぐことが出来ないんだとすぐに理解出来ました。
僕の方も男とはいえ、まだ高校2年生で男子校でしたから女性の免疫がなく、凄く恥ずかしかったです。
彼女も女子校で男子との交わりが全くない子で、まだ高校1年生ですから、僕の何倍も恥ずかしかったことでしょう。

彼女に抱きつかれたまま僕は向きを変えて、向かい合わせになろうとしました。
たぶんペニスは勃起していたと思います。
僕は彼女の両肩の背中部分の水着に手をかけ、下ろそうとしました。
水着は当時流行りのハイレグっぽいワンピースタイプでした。
体が近かったので、時々僕のペニスが彼女の足やお腹に当たっていたと思いますが、彼女は何も言わずに黙っていました。
今思えば、嫌がらずによく頑張ったと思います。

彼女に、「いいの?大丈夫?」と声をかけたらコックリと頷いてくれました。

俯いていてはっきりと顔は見えませんでしたが、泣いているようにも見えました。
出来るだけ優しく水着をもう少し下げました。
水着を腰近くまで下げたら彼女の胸が見たくなって、彼女の顔を覗き込むようにして見ました。
色白で小ぶりな乳房、ピンク色の乳輪と小さな乳首が見えました。
もう彼女のことが愛おしくなってしまって、思わずぎゅっと抱き締めてキスをしました。
そのまま胸に吸い付こうかと思いましたが、「水着を脱がして」と言われてので断念しました。
ちょっと意外な展開に戸惑いました。
しかし意を決して覚悟を決めた彼女の気迫に圧倒されました。
男として嬉しい気持ちもあったように思います。

僕も意を決して、彼女のお尻辺りの弛んだ水着の後ろをゆっくり、膝を曲げながら下ろしていきました。
見たことのない彼女のお尻が、彼女の腰から見えてきました。
本当に真っ白な肌でした。
だんだんと水着のゴムを指先に感じながら、お尻よりもう少し手前に手を持ってきて更に下げていきました。
とうとう水着は全て彼女の太腿辺りまで下がって、彼女の性器を見ることが出来ました。
何しろ初めて見たので色々な気持ちが交錯して凝視することが出来ませんでしたが、面積は狭いながらもしっかりと陰毛は生えてました。
でもあまりまじまじと見ると可哀想なので、そこからは素早く水着を全部脱がしました。

そしてお風呂の扉を開け、一緒に入りました。
彼女は背中を丸めて、両手をクロスさせて胸を隠しています。
当たり前ですが、すごく恥ずかしがっていました。
彼女はとにかく大人しくて、一つ年下だったので、可哀想なくらい僕に従順でした。
血管が見えるような彼女の白いお尻を見ながらお風呂の中に入りました。
湯舟に浸かったり、洗い合いっこをしました。
不思議とお風呂に入る前のことの方が鮮明に記憶に残っていますね。
お風呂の中では会話の方が記憶にあります。
こんな感じだったと思います。

「こんなお風呂場でゴメン。ムードないよね」

「いいの」

「自宅まで来てもらっているけど大丈夫?駅から遠いでしょう?」

「平気。お陰で宿題は捗っているし」

「とうとう裸になっちゃったね」

「・・・」(恥ずかしそうでした)

「いつから生えてたの?」

「中学の時には・・・。あなたは?」

「僕は中1の時。ゴメンね、大きくなってしまって・・・」

「うん、さっきから何で?って思ってたの。オシッコがしたいの?」

このあたり、本当にウブな女の子だったんですね。

「実は、女の子とかを見て意識するとこうなるんだよ。今、君の裸を見て物凄く興奮してしまったんだ。ゴメン」

「・・・触ってもいい?」

「君ならいいよ」

「あったかい!硬いのね」

「・・・。本来は柔らかいんだけどね。触って嫌じゃないの?」

「好きな人のだから」

そこからもう夢中でした。
お風呂から上がってキスと抱擁をしまくりました。
でも、彼女の胸を吸ったり、セックスにはいかず。
お互いにウブで、勇気も知識もなかったんです。

その後も交際は続いていたんですが、学校が始まると忙しくなって、だんだん疎遠になってしまい、自然消滅してしまいました。
こんなに好きだった彼女、今はどうしているのかな?