社宅の下の階のおばさん

初体験

〔体験談投稿者:Small Stone River 様〕

中学3年のときの話だ。
当時住んでいたのは、父親の勤務先の古い社宅だった。
勝手の知れてしまう同じ勤め先の家庭だけだから、色んな軋轢がありそうなものだったが、なぜか比較的、皆仲がよかった。

私の一家が住んでいたのは4階で、その棟の一番上だった。
ひとつ下の3階の奥さんは大柄な、なかなかの美人だった。
ベランダで洗濯物を干しているところを何気なく見上げたら、純白のパンティが見えてドキッとしたことがある。
自慰をおぼえてそう間もない私は、ときどき下の階のおばさんを思い浮かべてしたこともあった。

ある土曜日、学校から帰ったが、母親は午後のパートに出ており誰もいなかった。
一人でいると、宅配業者が来て「3階のMさんが留守なので、預かってくれ」と荷物を置いていった。
隣近所で不在の荷物を預かるなど今ならありえないが、当時はのんびりしていたものだ。
しばらくすると、階下でドアの開け閉めの物音がする。

(Mさん家の誰かが帰ってきたかな。荷物を渡しにいこう)

そう思い、階段を下りた。
呼び鈴を押すとMさんのおばさん出てきて、「あら、ありがとう」と言って荷札を見た。

「ああ、うちの実家から、いつも今頃送ってくるの、草餅だから、N君食べていきなよ、お茶いれるから」

私はちょっと恥ずかしかったが、「はい」と答え、部屋にあがった。
小さい頃は同じ社宅の中で、色んな友達の家へ遊びに行き来したものだが、中学ともなるとほとんどよその家になど行かなくなる。

全く同じ間取りで違う家。
なんだか私はフシギな感覚がして、きょろきょろ見回していた。
Mさんの家にはその頃小学生の男の子兄弟がいたはずだが、塾か遊びにでも行っていたのだろうか、他に誰もいなかった。
おばさんは箱を開け、タッパーから草餅を出して、お湯を沸かしお茶を煎れてくれた。

「ウチがここに越してきたのは9年前だから、N君幼稚園だったっけ、可愛かったね」

おばさんにそう言われてニッコリ見つめられると、ドキドキした。

「N君は自分の部屋あるの?どこの部屋?」と聞かれたので、「向こうの奥側です」と、自宅の部屋の場所を言った。

「高校受験だから、勉強部屋もらったのね。でもあの部屋、暑いでしょう?ウチはあそこは子供部屋だけど、エアコンは無理だからウィンドファン付けたの」

「ウィンドファンって、なんですか?」

エアコンもまだぜいたく品だった頃の話だ。

「ガラス戸に取り付ける扇風機みたいなの。面白いよ」

おばさんはそう言い、私に見てくるよう促した。
私は自宅なら自分の部屋であるはずの場所に行ってみた。
そこは息子たち兄弟の部屋で、向かい合わせの勉強机と2段ベッド、おもちゃ箱、典型的な子供部屋だった。
窓にとりつけてあったウィンドファンを見ながら、なんとなくベッドに目をやると、取り込んだ洗濯物がまとめて置いてあった。
子供たちの服やお父さんのYシャツなどに混ざって、ひと目でおばさんの下着とわかるものがいくつかある。

私は胸が高鳴った。

(おばさんの、はいているパンツやあの大きいおっぱいのブラ・・・)

でもあまりこの部屋に長くいるのも不自然だ。しかし私はおばさんの下着を手にとってみたい誘惑に強くかられた。

(すぐ元通りにすれば、大丈夫かも・・・でもおばさんに見つかったら・・・)

私は躊躇した。

すると、居間の電話が鳴った。
今と違ってコードレスなどないから、各家庭の電話機の場所は全く同じだ。
この部屋とは一番離れている。

(おばさんが、電話で話してる間なら・・・)

私は洗濯物の山の中から、濃紺のパンティをぬき取り、男なら誰でもするように、股間の部分を鼻にあて、思い切り吸った。
洗濯して干したものなのだから、ふんわりと柔らかな繊維の匂いしかしない。
が、私は極限の興奮状態だった。

(このパンティをおばさんがはいている!ここにおばさんの・・・)

私の性器はたちまち膨張しはじめ、先端がむず痒くきりきりと痛んだ。
ここでオナニーなどできるわけはないが・・・私はジーパンの上から性器をまさぐった。
文字通り隔靴掻痒、思い切りしごいてオナニーできたらどんなにいいだろう。
私は後ろ髪をひかれる思いでパンティを元に戻した。
おばさんが電話を終え、こちらに来る物音がしたからだ。
私はできるだけ平静に振舞い、ウィンドファンのスイッチをカチャカチャ動かして不自然に見えぬように努力した。

「どう?うちの子たちの部屋だからずいぶん違って見える?チビ達本当にちらかしてるわ」

おばさんは部屋を一瞥した。
おばさんはさっきまで着ていたデニムのジャケットを脱いでいた。
ベージュのタートルネックで、大きい胸がより強調される。
まっすぐ見られなかった。
私は勃起が収まりをつけるまで、横を向いているしかなかった。
すると、おばさんがすぐそばまでやってきて、私の横に立膝で座った。

どうしたのだろう?
私はおばさんの顔を上目に見上げた。

「N君、こ、お、ら!」

おばさんは顔を近づけると、目を大きく一瞬見開き、にっこり笑うと私の耳を指で摘んだ。
そして口を寄せて、他に誰もいないのに息をひそめて一語一語ゆっくりと、「そこのおばさんのパンツ、さわったでしょう!」と言った。
一目でおばさんにはわかってしまったのだ。
私はびっくりするのと、情けないのと、恐ろしいのとでゴチャゴチャになり、咄嗟に「ごめんなさい、ごめんなさい!」と何度も謝った。

(親に告げられ、父親に殴られるかもしれない・・・この社宅にいられなくなるかも・・・)

私の目には知らず涙が溢れ、おばさんがぼやけて見えた。
おばさんはしばらく黙っていた。
私はなおも、「ごめんなさい・・・」と言い続けるしかなかった。

「今、お母さんは?」

まず母に言いつけるのだろうか。
私は、「パートで、夕方帰ってきます・・・」とか細い声で答えた。

「N君、泣かなくていの。中学生が泣いたりしたら、おかしいよ。おばさんに正直に言ったし、悪いと思ってるのもわかるもの。でもこういうこと、もう絶対に、しちゃだめよ」

おばさんは私の顔をのぞきこんだ。
鼻水までたらしている私を見て、おばさんはクスクス笑った。

「泣かなくていいから、ほら、鼻かんで!顔も洗ってこい!」

私は昔、社宅の運動会で体育の先生のように子供たちに号令をかけていたおばさんをちょっと思い出した。
私はおずおず、洗面所に行き、顔を洗いながら何度も洟をかんだ。
おばさんが怒っていないのは判ったが、これからどうなるかが恐ろしかった。
おばさんがいつの間にか後ろにいて、新しいタオルを出してくれた。
タオルを受け取ろうとすると、おばさんがケラケラ笑いながら、わざと乱暴に顔を拭いてくれた。

「泣かなくていいの!もう!わかったわかった。誰にも話さないよ、お父さんにもお母さんにも教えないから、ほら!」

私の心を見透かすように言った。
私は当時160センチほど身長があったはずだが、おばさんは私と同じくらいの上背だった。

「ごめんなさい・・・」

そう繰り返す私の顔を、おばさんは両手ではさんだ。
正面から私の目を見つめた。

「N君、怒らないから、なんでそうしたかったか、言ってごらん?」

私は黙っているしかなかった。
「おばさんのパンティでオナニーしたかった」などとは・・・。

「そういうもの、見てみたかったから?触ってみたかった?」

事実とはちょっと違うが、私は黙って頷いた。

「女の人のだったら、だれでもいいの?」

おばさんの口ぶりに、少し不機嫌そうな口跡が感じられた。
私は躍起に、そうとだけは思われたくないと思い必死で否定した。

「違います・・・Mさんのおばさんの・・・下着が・・・あったから・・・おばさんのだから、・・・触って・・・みたくなって・・・」

「そうなの?私のがあったから、見たかった?触りたかった?」

「・・・はい・・・ごめんなさい・・・もう絶対しません・・・ごめんなさい」

「N君が、そんなふうに見てるなんてわかったら、おばさん恥ずかしくなっちゃうじゃないか。んん?いつも顔あわせてるのに」

おばさんは私の頬を両手で挟んだままで、にこやかにそう言った。
化粧の匂いが間近に感じられ、おばさんの女性を強く意識した。

「N君、おばさんN君小さい頃から知ってるんだよ・・・あっという間にこんな大きくなって、おばさんのパンツなんか見たがって!」

一瞬のち、おばさんはいきなり私を抱き締めた。
いったい、なにがどうなっているのかわからなかい。
びっくりして言葉も出ない。
私の背中をぽんぽんと優しくゆっくり叩きながら、おばさんは言った。

「内緒だよ・・・おばさん、誰にも言わないで胸にしまっておく・・・もう、いいから、わかった?」

私は許してもらえるのだと悟り、また涙が溢れ出た。

「はい、・・・ごめんなさい」

気恥ずかしくて、早く家に帰りたかった。
おばさんは私を一旦引き離し、両肩を持って上から押さえた。
私は抗えず、そのままずるずると両膝を地面につけるまで姿勢を低くするしかなかった。

(真上から頭でも叩かれるのだろうか?)

私は学校の体罰を連想していた。
ところが、おばさんのとった行動は全く想像もできないことだった。
タートルのセーターを首までたくし上げ、袖から腕をぬくと、ブラジャーのホックを外したのだ。
私はくらくらした。
夢ではないかと思った。
豊かな乳房、やや黒い乳輪と大きな乳首。
乳首は哺乳瓶の吸い口のように、元がほんの少し細く、週刊誌のグラビアなどで見たどの乳首よりも大きいと思った。

「N君、赤ちゃんになってごらん。一度赤ちゃんになって、もう今日みたいなことはしないっておばさんに約束するの。いい?」

私は、目の前のおばさんのおっぱいと顔を交互にどぎまぎと見ながら、なんと返事をしたら良いか分からず、それでも眼前の乳房に目をうばわれていた。

「ほら、赤ちゃんはどうするの?赤ちゃんはおっぱい見たらどうするの?」

そう言いながら、おばさんは私の頭を両腕で抱え胸にぎゅっと押しあてた。
私の頬におばさんの乳首が触れ、ぴょこりと横を向いた。
おばさんは私の頭の位置をかえ、顔の正面に右の乳首が向くようにした。
硬い板の間の洗面所で、ずっと膝立ちをしていた私はにわかにバランスを崩し、おばさんに寄りかかった。
思わず、本能的に乳首を口に含んだ。

「そうだよ、赤ちゃんはそうするの。おっぱい、吸ってごらん。チュッチュって、チュッチュって、吸ってごらん」

私は無我夢中で、おばさんの乳首を吸った。
歯のない赤ん坊の頃なら吸うだけ吸えるが、今となっては歯がある。
吸うたびにおばさんの乳首を噛んでしまわないようにと思うのだが、思わず歯で乳首を挟み込んでしまう。

「いいの。噛んでごらん。おっぱい、噛んでごらん」

おばさんは乳首と言わず“おっぱい”と呼んだ。
それが、なぜか私をすべてを投げ出して母親に甘える赤ん坊のような気持ちにさせた。
私はどれだけの時間が経ったかも判らず、目を瞑っておばさんの乳首を吸い続けた。
おばさんはその間、優しく私の頭を撫でていてくれた。

いつの間にか、おばさんはセーターを脱ぎ、上半身裸だった。

「N君、おいで」

おばさんは居間へ私を導いた。

「N君、今日は赤ちゃんだよ。おばさんの言う通りにするんだよ。誰にも話したらだめ。いい?」

私は黙って頷くしかない。
期待などと言うより、自分がなぜこんな状況に置かれているのかがもうわからなくなってしまっていた。
頭はぼんやりと霧がかかったようであり、豊満なおばさんの上半身を間近にし、オナニーのときの夢想の世界にいるようだった。
私は知らず激しく勃起していた。
それを隠そう、恥ずかしいと思う気持ちの余裕すらなかった。
おばさんは後ろ手にロングスカートのホックを外し、脱いだ。
肌色のストッキングの下はベージュのパンティだった。
腰のあたりの、スカートのウエストラインでついた跡が生々しかった。
おばさんはストッキングを脛のあたりまでおろすと、パンティを膝まで下げた。
私は目の前にあるのが、夢にまで見、空想の中にしかなかった女性器であることをぼんやりと認識していた。
おばさんの陰毛はものすごく濃く、広く生えていた。

(マンコの毛って、こんなにあるものなのか)

私はその部分をみつめていた。
そして、ふと下ろされたおばさんのパンティに目をやった。
股当ての部分が、ねっとりとした粘液で覆われていた。
抜けた陰毛もいくらか、その部分にあった。
洗濯物の無機質さとは全く違う、生身の性器の分身のようなおばさんのパンティを見て、私の勃起はすでに射精時もこれほどにはと思えるほど高まっていた。
痛かった。
膝ががくがく震えた。

「N君、見てごらん。おばさんのオマンコ。見たかった?見ていいよ」

私はおばさんの口からそんな言葉がすんなりと発せられるのを聞き、驚く以上に不思議な安心感に包まれていた。
心から甘えたいと思った。
おばさんはストッキングとパンティを両足から抜き取ると、ソファに座った。
いったん、膝を揃えて座りなおし、「もっとそばにおいで」と言った。
私は四つ足で近づき、ふらふらと顔を寄せた。
おばさんは両膝に左右それぞれの手をかぶせ、開いた。

(おばさんのオマンコ・・・)

初めてみる実際の女性器に、私はおばさんに促される前にむしゃぶりついていた。
しゃぶっては、その形と構造を目に焼き付け、吸っては味と匂いを刻みこもうとした。
女が“濡れる”ということを知識としてうすぼんやりと知ってはいても、このように、どこからそれが流れ出て、どんな味なのか、匂いなのか・・・あたり前だが、すべてがまったく初めての官能だった。
おばさんのオマンコは、微かに汗の匂いがした。
溢れ出る体液はほのかに苦辛く、近づけた唇を離すとき糸をひいた。
女性器は、想像もできなかった複雑な構造、予想外の形と色をしていた。
それを知ることのできた嬉しさと、驚愕、興奮、私のあらゆる感情はすでに全部が目いっぱいだった。
おばさんは荒い息をしていた。
ときどき顔をしかめるような表情をした。

「N君、立って。N君も裸になるんだよ。赤ちゃんは裸。ほら、恥ずかしくないよ。おばさんも裸だよ」

私はおずおず、立ち上がり、トレーナーを脱いだ。
もう、すべておばさんの言うなりにならないといけない気がした。
ジーンズをやっとの思いで脱ぎ、ブリーフを下ろそうとした。
硬く勃起したままの私は、思いもよらずそこで激しく射精してしまった。
噴流を止めることもできず、私は『く』の字に身を屈めたが、まるで止まらなかった。
私の精液は、おばさんの陰毛や腰、膝、ソファに飛び散った。
おばさんの顔にもかかっていた。

「ご、ごめんなさい・・・こんな・・・」

やっとの思いでそう言った。
不思議なことに、射精後も私の勃起はおさまらなかった。

「いいのいいの。元気な証拠!男の子はそうなんだ!どーれ!」

おばさんは身を乗り出すと、あっという間に私の性器を口に含んだ。
根元を手で押さえ、口を素早く前後に動かした。
舌が、私の剥けきっていない表皮を優しくしごいた。
私は快感など感じる前に、その刺激だけで再び射精した。
オナニーでこんなに短い間隔で射精するなど、不可能だった。
おばさんは目を瞑ってゆっくり飲み込んだ。
ゴクリ、と音がした。

「ふう・・・N君、出たね。もう大人だ」

おばさんはにこりとした。
私の顔を見上げると今度は手でしごき始めた。
私は立っていられず、そのまま居間の絨毯に尻餅をつく格好で座り込んでしまった。
おばさんは、私の上半身をそのまま横たえさせると、「目瞑っててごらん」と命じた。
私は従った。
おばさんは手でしごき続けた。
痛痒い、くすぐったい感覚がしばらく続いたかと思うと、なんと私は再び勃起し始めていた。
言われた通り目を閉じ、両手を胸の上に置いていた。
おばさんの手が止まった。

「N君」

おばさんは両膝でちょうど私の腰のあたりを挟む形で、膝立ちしていた。

「おばさんのオマンコに、オチンチン入れようか?おばさんとセックスする?おばさんとセックスしてみたい?」

私はもう催眠術中も同然だった。
「うん」とも「はい」ともつかないような言葉を口から発し、頷いた。
おばさんは、後ろで束ねていた髪を解いていた。
髪の先が揺れていた。

「よーし、N君、おばさんと最初にセックスするんだよ。いい?よく見て」

おばさんは私の性器の先端を、膣口にゆっくりあてがった。
おばさんの陰毛の影に、先端は隠れた。

「このままオマンコに入るんだよ。さあ、おばさんの目、見て」

私は従った。

「◯◯子さん、って呼んでごらん」

「◯◯子、さん・・・」

「◯◯子さん、好きです、って言ってごらん。今だけ」

おばさんの目に涙が溢れ始めていた。
私はわけがわからず、「◯◯好き・・・?」と聞き返した。

「好きって言ったら、おばさんうんと嬉しくなるんだよ。N君、言って・・・。◯◯子さん、好きですって」

「◯◯子さん、好き・・・です」

私はかすれた声でそうつぶやいた。
おばさんがぐっと、腰を落とした。
こんなにも、奥まで・・・と思うほど、私の性器はおばさんのオマンコに吸い込まれた。
口でしゃぶられたときより何倍も柔らかく、熱かった。
全身がおばさんのオマンコの中にあるようだった。
私は微動もできなかった。

「N君、ほら、入った。おばさんとセックスしてる、N君がおばさんのオマンコに入ってる」

おばさんは前に崩れた。
辛うじて、両手を私の胸に置いて上半身を支えた。
口を開かず少しうめいた。

「ふう・・・もう全部入ったよ・・・おばさんのオマンコ、N君のオチンチン全部入った」

そう言うとおばさんは少し腰を浮かして、再び落とす。
また浮かすとき、それよりも少し体を離す。
落とすとき少し勢いをつけているように感じた。
その動作を繰り返しながら、おばさんは私の眼を見つめ、そして自分の眼を閉じ、また見つめていたずらっぽく微笑んだ。
急におばさんの表情が険しくなった。
腰を落とす勢いをさらに増した。
体の触れあう箇所で乾いた音がした。
おばさんは「う・・・」と口を開け、半ば叫ぶように、息を絞り出すように嗚咽した。

「N君、N君・・・おばさんのオマンコにこのまま出して!」

「え・・・でも」

射精したら妊娠する可能性があることくらい中学生でもわかる。
でも・・・そのまま思い切り・・・と私は願った。

「大丈夫・・・大丈夫なの。だから早く・・・早く出して!オマンコに精子出して!そこに!そのまま出して!」

「おばさん、あ、赤ちゃんが」

できたら、と一応言葉にしないといけない気がした。

「いいから!いいのN君、出しなさい!おばさんのオマンコに出して!早く・・・早くそこに!出して!出して!オマンコに!」

私とおばさんの繋がった性器の部分から、短く空気の漏れるような音が微かにした。
いきなり、私の性器が締めつけられるような感覚があったかと思うと、私は3度目の射精をしていた。
驚くほど長く、大量の精液がほとばしり出たのが判った。
私はもう麻痺していた。

おばさんが身を離し、私の体を絞ったタオルでくまなく拭いてくれた。
おばさんは、私が服をすべて身につけるまで全裸のままでいた。
私は、自分でもわからず全身の震えが止まらなかった。
膝がガクガクと、歩くのもおっかなびっくりだった。
おばさんは裸のままトイレに行き、そのあと風呂場に行った。
何度か、手桶で体に水をかける水音がした。

おばさんは黄色のバスタオルを巻いて出てきた。
おばさんは、優しく私を抱き締め、長いキスをした。
私は、キスも初めてだった。
セックスを経験したあとにファーストキスとは!
私は何も考えられず、馬鹿みたいに突っ立っていた。
頭の中に何の思考も起こらないまま、新しい下着をつけ水色のワンピースを着るおばさんを見ていた。
髪を再び後ろに束ねたおばさんは、いつもの優しい美人のおばさんだった。

「N君、ほら、草餅、持っていって」

タッパーに草餅を取り分けると、私に渡した。

「N君、しっかり勉強して。高校受験終わって、合格したら教えにくるんだよ。おばさん、N君大好きになっちゃった。応援するから・・・。勉強サボっちゃだめだよ・・・」

「・・・はい、あの・・・」

「いいの。もうお家に行きなさい。内緒だよ」

おばさんはにっこり笑った。
目が少しだけ涙で光っていたように思えた。

階段しかない古い社宅だったから、出かけるとき、家に帰るとき、必ずおばさんの家のドアの前を通る。
おばさんとすれ違うときもあり、買い物を頼まれて行った商店街でぱったり会うときもある。
私はおばさんに深く感謝していた。
感謝という言葉が正しいのか、わからない。
でも感謝していた。
おばさんとのことを誰にも話すことはなかった。
あんな素晴らしい経験をさせてくれたおばさんに、感じていたその『恩』に、私は中学生なりに矜持のようなものがあったのだ。
おばさんは会うと「おっ、N君、元気?ちゃんと勉強してる?」と私に声をかけ、ニコっと微笑んだ。
私はいつも「はい」と答え、頭を下げた。

私は必死に勉強した。
勉強はそもそも、しなきゃならないのだが、私は何か軟らかな安心感というか、そういうものに包まれている感じがいつもしたのだ。
砂を噛むような味気ない受験勉強も苦ではなくなった。
クラスの担任が少し驚くほど私は成績が上がり、「これなら行けそうだ、やってみろ」と進路指導の教師に勧められ、私は区域トップの進学校を受験した。
受験が無事終わり、私は合格していた。
合格は嬉しかったが、そのことより、おばさんにちゃんと顔向けできる、そう思い、それが喜びのすべてだった。
約束通り私はおばさんに知らせに行った。
おばさんは、私にとある日時を教え、「おいで」とだけ言った。
家族で実家に遊びに行っていたのを、一人先に帰ってきてくれたのだ。

「N君、よかったね。おめでとう。一回だけ、ご褒美あげよう。N君の好きなだけ、おばさんに好きなことしていいよ」

それから、夜までずっとセックスし続けた。
最初のときと違い、大好きなおばさんに身も心も投げ出し、甘えた。
おばさんの言う色々なことをすべてしてみた。
おばさんの胸に抱かれ、怒られたあのときと同じ、赤ん坊のように背中をトントンと叩いてくれるおばさんに自分からキスをした。
これは、これで最後だと私はわかっていたし、そう決めていた。
おばさんは何も言わなかったけど、「そうだよ、わかってくれてるんだねN君。ありがとう」とおばさんも思っている。
私はそう確信していた。

夢のような初体験をさせてくれたおばさん、そして約束通り、これで最後のセックスもしてくれたおばさんが大好きだった。
ありがとう、と私は何度も言い続けた。
おばさんのご主人は私が高校2年のとき転勤となり、一家は引っ越していった。
私が朝学校へ出かけるとき、おばさんはにっこり笑って「N君、さようなら。元気でね」と言って笑った。
私は「おばさん、さよなら」と言った。
学校から帰ると、おばさんたち一家はもう引越した後だった。

それから40年近く、おばさんはどうしているか、私は知ることがない。

初体験

Posted by Small Stone River