純愛・青春

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俺には幼稚園の頃から仲が良かった『エリカ』という幼馴染の女の子がいた。 エリカは父方の祖父がアイルランド系アメリカ人であるクォーター。 透き通った白い肌に光り輝く茶色い瞳、腰まで届く茶色混じりのロングヘアが特徴で、大きな二重瞼と薄い唇、筋の ...

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大学4年の夏休み、就職も決まって余裕でバイトに励んでいた。 俺は、バイト先のそばの定食屋で飯を食うことが多かった。 夕飯を食う時は、混み合うからか昼間は見かけないおばちゃんが配膳していた。 三角頭巾を被った笑顔の素敵なおばちゃんだった。 あ ...

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これは俺が高校2年の時の話。 俺が通っていた高校は、地域でも有名なダメ高校だった。 でも専門一次っていう普通の受験より少し前に行なわれる入試が設けてあって、それだけは倍率がとても高く、あまりに学力が低い場合は難しいというもんだった。 俺は一 ...

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そのアパートに引っ越して間もないころ、夕方になると、外から猫の声が聞こえてくることに気付いた。 「にゃ~ん」って感じの可愛い声じゃなく、「にゃあぎにゃあ!」って感じで、子猫の激しい鳴き声か、発情した猫の声?それとも猫同士の喧嘩している声?っ ...

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私は今は2人の子供のいる主婦で、自他共に認める熱烈阪神ファンです。 物心ついた頃から大の阪神ファンでしたが、4歳の時にバースを中心にした強力打線で1回だけ優勝した時はもちろん全く記憶にはありません。 小学校の時に一度だけ快進撃を続け、一時は ...

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出会った当時の俺、27歳の平凡なサラリーマン。 出会った当時の嫁、17歳の高校生。 当時の俺は、大学を出て地元企業に就職して気ままな一人暮らしをしていた。 俺には絶対に頭が上がらない従兄弟の兄ちゃんがいるんだが、ガキの頃から世話になってて本 ...

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転勤して田舎町に越してきた。 といっても県庁所在地なので、生活するにはそこまで不便ではない。 引っ越し後数週間が経ち、そろそろ裏の町の探検でもしようかという余裕が出てきました。 基本的に私はお酒がダメなので、歓楽街に足を踏み入れるのは純粋に ...

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俺が小学校に上がる前、姉が小3のとき母親が死んだ。 お母さんが居なくなって2週間くらいしたある日の朝、朝起きると姉ちゃんが朝ごはん作ってた。 父さんと俺が起きてくると、姉ちゃんは「ほら、早く食べて」と言った。 料理は確か、こげた卵焼きと、味 ...

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中学の時まで全然知らなかったが、俺には双子の妹が居た。 何で知らなかったかと言うと、俺がまだ小さかった頃に両親が離婚、父の方に俺、母の方に妹という形で離れ離れになったからだ。 離婚後の両親の仲が親戚含めてすこぶる悪かったために、俺達はお互い ...

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当時俺は高校2年生。 通っている学校はちょっと特殊なシステムなところで、いわゆる大学のようなところでした。 知ってる人はすぐ分かる高校かもなところです。 今は他の高校と合併して名前が変わりました。 春を過ぎて学校に臨時教諭?(正式に採用され ...

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去年の夏休みが終わる3日前、高1の俺は宿題の山に苦戦していた。 で、何気なくマミ(仮名)にメール送ってみた。 俺『宿題終わった?俺かなりヤバいんだけど・・・』 マミ『私も数学くらいしか終わってないよぉー。どぅしよ・・・』 ちょうど数学だけ全 ...

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高校の時、俺は同級生の絵梨がすんごい好きでした。 絵梨とは1年、2年と同じクラス。 よく喋ったなあ。 絵梨は彼氏作らないし、『俺たちまさか両想い?』なんて痛い妄想抱いてました。 それくらいとても仲が良かったけど、告白とかのアクションは起こせ ...