35年前、昭和時代の甘酸っぱい初体験

純愛・青春

初めては16歳、高校1年の10月だったと思う。
相手は初めて付き合った『C』という子。
彼女とは高校受験のための夏期講習で出会った。
背が小さくて可愛かったので、休み時間とかによくからかったりして遊んでいた。
違う中学に通う子だった。

俺はあまり意識していなかったのだが、夏期講習の最終日に彼女の方から、「住所教えて。不幸の手紙を書くから!」と言われ、住所を教えて文通が始まった。
今ならLINEの交換だろう。
なんせ35年も前の話だ。

彼女の家はお父さんが厳しいらしく電話で話すのもままならない状態だったが、程なくして付き合うことになった。
中3の秋、初めて俺の家に彼女が遊びに来たときにチューした。
どちらもファーストキスだった。
そこから受験もあり、なかなか会うことはできなかったが、夏と同じように塾の冬期講習に行くことを約束した。
冬休みも違う学校だからなかなか会うことはできなかったが、会うたびにキスはしていた。

そして春、彼女はめでたく合格。
俺は不合格。
入学までの休み中、彼女がうちに来たときにキスしながら何気なく胸に手をやり、初めておっぱいを揉んだ。
抵抗はなく、彼女の息遣いが少し荒くなった。
そのままカーディガンとブラウスのボタンを外し、ブラをずらして乳首を口に含み、舐めたり舌で転がしたりした。
でも当時はまだ、その先に行く勇気はなかった。

4月、俺たちは別々の高校に通うことになった。
俺は運動部に入部した。
彼女も運動部だった。
お互い忙しくても、月に1、2度は会ってデートをした。
デートしてても頭の中はやることしか考えてなかった。

高1の5月、俺の部屋で初めて彼女のパンツの中に手を入れた。
それまでは少しでも抵抗するようなところがあればやめていた。
俺にとって初めての彼女が可愛くて愛しくて、彼女を傷つけることはしたくなかったからだ。
そのときは少し抵抗されたが、はっきりと嫌だとは言われなかったので手を先に進めた。
彼女のおっぱいを舐め、ショートパンツの脇から手を入れた。

今のようにネットで予習などできない世の中だった。
手は入れたものの、どこをどう触ったらいいのかわからず、割れ目の上の辺りをひたすら撫でていた。
しばらくその辺りを撫で回していると中指が割れ目の奥に入り、彼女は「アッ!」と声を出し、ビクンと体を反応させた。
そこは濡れていた。
初めてオマンコが濡れるということを実感した。

でも、その先はまだお預けだった。
少し抵抗したのは、その時の彼女が、小さい子供が穿くようなデカパンだったからだ思う。
次に会う時から彼女は、小さくて可愛いパンティーを穿いてくるようになった。
俺との初エッチを彼女もはっきりと意識したんだと思う。

夏休み、初めてオマンコを舐めた。
初めて見る実物のオマンコ。
毛は割れ目の上部にほんの少しあるだけで、中はきれいなピンク色だった。
クリトリスを舐めると、彼女は声を殺して感じていた。

夏の暑い日だった。
オマンコを舐めながらパンツをずらし、俺の肉棒を目の前に出したら咥えてくれた。
初めてで、舌も動かさずにただ咥えているだけでちっとも気持ちよくはなかったが、とにかく口に含んでくれたことが嬉しかった。

何度かそうしていると、「どうやったら気持ちいいの?」と聞いてきたので、もっと吸い付いて頭を動かすように言い、バキュームフェラを仕込んだ。

これは最高に気持ちよかった。
我慢できずに彼女の口に出してしまった。
彼女はゴクンと飲み干して、「美味しくないね」と笑ったが、それからはフェラすると毎回必ず飲んでくれた。
でも、セックスはさせてくれなかった。
付き合って1年はしないと彼女自身が決めていたようだ。

秋になり交際1周年が過ぎたある日、俺は彼女にキスした後、「抱いていい?」と聞いた。
彼女は何も言わなかった。
俺は遊ぶ部屋とベッドのある部屋と2部屋を使っていた(田舎ならではだな)。
何も言わない彼女をお姫様抱っこしてベッドに連れて行き、布団の中に潜り込んだ。
横にした彼女にキスをして、1枚1枚服を脱がせた。
キスをしながら胸を揉み、その口を乳首に這わせて舌を転がした。
彼女は「ア~~」と甘い吐息を漏らし、俺の頭に手を添えていた。

自分も服を脱ぎ、彼女の着ているものを全て脱がし、2人とも生まれたままの姿になった。
そのまま下に少しずつ下がっていきクンニしようとしたら、小さく「イヤッ」と言った。
きっとマンコを見られたくなかったんだろう。
だから仕方なく入れることにした。
俺は馬鹿で、そうなって初めて『妊娠』という現実を認識した。

恐る恐る、「今日、大丈夫?」と聞いた。

「大丈夫だと思うけど、付けてくれる?」と彼女。

装着していざ!
しかし彼女のマンコは緊張のためかあまり濡れていない。
そしてメチャクチャきつい。
全然チンコが入っていかない。
それでも悪戦苦闘の末、ようやく入った。
途中でゴムは破けていたようだが、そんなことには気づかなかった。
俺だって初めてだったから。

彼女の中はあったかくて気持ちよくて、俺はあっという間に出てしまった。
でも2人とも、初めて繋がれた喜びでいっぱいだった。
覆いかぶさっていた顔を上げて彼女を見ると、目から涙が溢れていた。
すんごく可愛くて、(もっと大事にしなきゃ!)と思った。

その何日か後、駅前で偶然会った。
俺に気付くと近づいてきて、小さな声で、「生理来たよ」って囁いてくれた。
その約1年後、彼女に新しく好きな人ができて、俺は振られた。
遠い昔の俺の青春。

つまらない話に付き合ってくれてありがとうございました。