帰省中の弟と恋人のように

近親相姦

〔体験談投稿者:Small Stone River 様〕

子供の頃からあたしと弟は普通に仲良かったけど、あくまで『普通』でね。
ときどき世間に『妙に仲良すぎる姉弟』とか、『ちょっとなんかもうアヤシイ感じの兄妹』ってたまにいるでしょ。

そんなんじゃ全然なくて、ホントに普通。

思春期ってあんまり自分が真っ最中の時にはわかんないし、「今日からオレ思春期」なんて言ってるトンチンカンはいないけど、まあ後から思えばそういう時期だったなって、ちょっとお互い意識するっていうか、妙に反発が強くなる時期あるよね?
あたしと弟も普通にそういう日々が通過儀礼みたいにあって、狂暴凶悪なケンカしたり、1ヶ月くらい口も利かない日が続くときもあった。
まあ、普通どこもそんなもんでしょ。

でもまずあたしが進学して家を出て、2歳違いの弟も進学して・・・1年に2、3回会うか会わないかくらいでたまに実家で顔合わせると、「なんかずいぶん変わったな~」って、飽きるほど毎日同じ顔をお互い見てた時と比べると、新鮮なんだよね。

あたしは大学で教免とって、地元で採用試験受けて教師になった。
都会は面倒くさくてね。
4年もいれば気が済んだ。

あたしは社会人1年目のお盆休み、弟は大学3年の夏休み。
みんな「学校の先生は夏休み長くていいね」って誤解してるけど、そんな楽なことなんてひとつもなくて、ペーペーの新任なんてやること覚えることがいっぱいあって大変だった。

お盆は本家筋に集まるのが恒例で、親たちは向こうに泊まり、あたし達だけ先に帰ってきた。
別になんてこともなく、お土産に持たされたビール飲んだりしながら共通でわかる友達の話だの、とりとめのない話しててね。
なんだか弟、ヒョロっと背が伸びて肩幅も広くなってて胸板も厚い。

「なんか、スポーツ始めたの?」って訊いたら、「そんなの面倒くさい。下宿で筋トレしてるだけ」って笑う。

「じゃあ、なんで始めたの?」って訊いたら、「暇だから」って、そういうところはまるで変ってない。

弟は昔から、本人が意図してなくても、なんかオカシイ、周囲から見て面白くなっちゃうタイプでね。

「ちょっと筋肉見せてよ」って言ったら普通、「なんだよ、ヤだよ、姉ちゃんなんかにわざわざ」って、返ってくるパターンかと思うんだけど。

弟は何も言わずテレビ観ながらそのままぺローンってTシャツ脱いで、ついでにスウェットの下まで脱いでトランクスだけになった。
もう脱いでる段階であたしお腹抱えて笑って。

「なんでそこまで脱ぐのさー」

「え・・・筋肉っていうから筋肉は脚もかなと思って。テレビ聴こえないから静かにして」

やっぱり、そこそこちゃんと筋肉ついててなんだかカッコいい。
小学生の頃はあたしがケンカ常勝だったけど、こりゃもう勝てないなって思った。

「へえー。自己流筋トレでもこんな筋肉つくんだね。なんか使い道みつけて役立てればいいのに」

「そんなの面倒くさい」

こういうところが、やっぱり全然変わってない。
弟は自分で決めたことはビッとしてやり遂げるけど、やらないことは清々しいくらいやらない。
そういう点はガンコだ。
あたしも似てる。

「筋肉、触っていい?」

「いいよ。お盆価格でタダ」

あたしはまたゲラゲラ笑った。

ボディビル?
なんとかメイキング?
そういうのには程遠いけど、ちゃんと見てわかる『筋』に沿ってなぞってみたり、デッサン用人形みたいに勝手に腕動かしてみたりチカラコブ作ってみたり、面白いから「シェー」のポーズを上半身でやらせてみたりした。
弟はされるがまま、我関せずでテレビ観てる。

あたしが(あ、これは変わったな)って思ったのが、『匂い』だったんだよね。

オトコの匂いがする。

(やっぱり大人になっちゃったんだ)って思った。

いや、ちゃんと大人になってくれなきゃ困るんだけどさ。
その匂い・・・ちょっとドキドキして、ムズムズした。

弟はずっとテレビの映画観てて、弟は映画好きだからもう観たことある映画のくせにブツブツ「この字幕ダメだ」とか「あっ、カットしてる」って一人でテレビにツッコんでる。
あたしがわざと前に立ちはだかると右に避けたり左に避けたり、“映画館で前の席にアタマの大きい人や背の高い人が来ちゃったとき”みたいになっている。
さらにわざと、弟の両方の太腿の上に跨がる形でドスン!って座ってやって向かい合わせになって、弟の肩に両手を置いて、わざとテレビ見えないように左右、上下、って邪魔してやった。

「姉ちゃん重い」

「重い?重いとはなによ、重いとは!失礼な!今まで生きてきて受けた姉の恩の重さよ」

弟が初めてテレビから目を離し、あたしの顔を見た。

「姉ちゃん、なんかオッパイ大きいね。前はそんなじゃなかったよね」と、ごく普通の顔で言った。

それは確かにそうなのだ。
大学入ってまあ普通にオトコと付き合って、まあ普通に別れて、恨みもないが未練もない、みたいなことが何回かあったけど、セックスもまあ、そこそこするようになってから体質が何か変わったのかなんなのか、あたしは遅咲きで大学3年あたりから胸が大きくなった。
ブラのサイズが2回変わったから気のせいじゃない。

ふーん、と思ってたけど、女友達も「あんた胸大きくなってない?何したの?なんか飲んだ?」って言われても、「え?変わってないよ。服のせいじゃない?」としか言わなかった。

トランクス一丁の弟に向かい合わせで跨がって座ってる姉ちゃん。
あたしは自分でおかしくなってまた笑った。

(なんかこれ、ちょっとエッチっぽい“セックスの体位みたい”だな)って思ったけど、お構いナシで弟の肩に両手置いたまま弟の目を見た。

そしたら弟が、「筋肉見せたから姉ちゃん、オッパイ見せて」って言う。

「お安い御用」

あたしはそんなの全然平気だ。
3秒で寝巻き代わりのTシャツを脱いだ。
ブラジャーは家ではしない。

「へーえ。やっぱり大きくなってるね。カッコいいね」

あたしは「カッコいい」って言われて嬉しかった。

「だろー。カッコいいでしょ。少し触ってもいいよ」

「ふうーん」

弟は左右の手であたしの胸を下から支えてちょっと持ち上げたり、上の方から撫でたり、乳首を少し指で挟んだりした。
イヤラシイ感じじゃないんだけど、なんだかあたしはモゾモゾしてきた。
イイ大人のトランクス一枚の弟が、上半身裸の姉ちゃんの胸触ってたら、それはもうイヤラシイのかもしれないけど。
あたしはそういう、自分の弟に『性』の要素なんてまるで感じたことも見たことも聞いたこともなかったけど、きっと大学行って彼女もできて、そこそこそれなりに経験したんだろうな、とは思うけど、ウチはそういう話をまったく家ではしないので、本当はどうかわからない。

結構ビールを飲んでたけど酔ってたせいじゃなく、あたしはちょっとクラっとした。

そしたら弟が・・・いきなりキスしてきた。
いきなり。

「あっ、ちょっと・・・もう何よ、姉ちゃんにいまさら」

「だってなんか、カッコいいんだもの」って言って、またキスしてきた。

子供の頃はふざけて「ラブシーンってこうすんだよ!」ってあたしからブチュウ~って口と口のキスして、弟が気持ち悪そうにうがいしに洗面所行ったのに腹を立てたりしたけど、今度は弟があたしをぎゅっと抱き締めて、自分の方に引き寄せた。

あたしの乳首が偶然、弟の乳首にちょっと触れて、擦れた。
その瞬間あたしはビクっと上半身が跳ねてしまい、少し力が抜けた。

「ちょっともう・・・ダメだよ」

「やっぱりダメ?嫌?」

「ヤじゃ・・・ない・・・ヤじゃないけど、なんかさ、ちょっと恥ずかしい」

「なんで?姉ちゃんじゃん」

「姉ちゃんだからだよ!!!あんたはなんとも思わないの?」

「なんか・・・勝手に気持ちがそうなったんだよ。姉ちゃんすごくカッコよくなったし、オレ、昔から姉ちゃん大好きだったし」

そういうことをシレっと、普通に言うのがきっと『巧い』んだろうな。
弟は昔からポーっとしてるとこあったけど、なぜか女子にすごく好かれてたし。

「ちょっと・・・これ、どうすればいいの?なんかあたし達バカみたいな恰好してない?」

あたしは弟の肩に置いていた両手を下におろして、太腿の上に手のひらを置いた。
少し顔が前のめりになって弟の顔に近づいた。
今度はあたしが、すごくキスしたくなって子供の頃みたいにブチュウ~ってキスしてしまった。

「えへへ・・・なんだか・・・なんかもう平気だね」

子供の頃、ちょっと友達同士で揉めて泣きながら帰ってくる弟を迎えに行ったら、ギュッとあたしの腕掴んでメソメソずっと泣きながら歩いてたのがこんなになって。
なんだか、やっぱり敵わないや。

そしたら、弟のオチンチンがギュっと固くなってるのに気がついた。
ピン!って上を向いてる。

「こら。なんだこれは!」

そう言って不意討ち、ギュっと握ってみた。
そしたらトランクスの前の窓ってボタンも何もないらしく、そのままオチンチンがまろび出てきてしまった。

(へーえ、こんななんだ)

「なに硬くしてんの。姉ちゃんとキスしたらエッチな気持ち?」

「勝手になったんだよ。オッパイ触ってたら、なんだか」

あくまで普通の顔だ。
割と・・・大きい。
そんなにたくさんは知らないけど。

よくオチンチンの“大きさ”って気にする男の人多いみたいだけど、ホントにね、女からしたら“セロテープの剥がし目がどこかわかんなくなっちゃった”くらいにどうでもいい話でね。
いつまでもどこから剥がしていいか判らなかったら困るけど、テキトーに触って2周もすれば見つかるでしょ?
見つかりさえすればセロテープの役目は果たすんだからそれでいいんだよ。
訳わかんない?解る?

あたしの女友達はホテルでもうお風呂にお湯張って、いざって時に、「オレ、小さいと思う。みっともなくて情けない」って彼に言われたんだって。

「アンタねえ、お互い裸になってもいいっていう間柄は、ハズカシイだの、みっともないだの、こう思われたくないだの、そういうのナシになれるからパンツ脱げるんでしょ!あたしはアンタの前でパンツ脱いでもいい!って思ったんだから、そんなこと気にしてどうすんの。小さかろうが◯◯(←一応、伏せとくね)だろうが、全身全霊ひっくるめてアタシのこと愛してみなさいよ。やってみればわかるよ。“ああ、オレこんなくだらねぇことで悩んでたんだ”ってね!ホラ、お風呂入ろう!ホラ!セックスしよう!」

って、ゲキを飛ばしたんだって。

彼は涙こぼして、「ありがとうな」って言って、ちゃんとできたし(笑)、彼女も「可愛い、愛おしい、全部包んであげたい!」って気持ちになってすごく幸せだったって言ってた。
気持ち次第だよ。
それにね、自分で「デカい」って思ってる男の人は・・・まあいいや脱線したね。

あたしはピン!ってなってる弟のオチンチン、ふざけてぎゅって握って、「敵機発見!」って言ってグイって前に倒したり、「急上昇!」って後ろ側に捻ったりした。

「痛い痛い痛い痛い痛い。姉ちゃんやめて。痛い」

言い方がうんと子供の頃、あたしがウメボシ(って解るよね?指の関節曲げてコメカミにあてて挟むアレ)グリグリやってやったときの「痛いお姉ちゃんやめて」と同じだった。
あたしはおかしいのと懐かしいのとで、なんだかすごく弟が愛おしくなってきた。

あたしは弟の両腿に向かい合わせで跨がっていたのを下りて、カーペットの上に膝立ちして今度は弟の腿に頬杖をついた。
目の前にオチンチンがある。
ずっと硬くてピン!となったままだ。

「ねえ、久しぶりに一緒にお風呂入ろうか」

弟の目を見てニッコリ言った。
さっきから自分がすごく濡れているのがわかっていた。

「うん、姉ちゃん大好きだしな」

すっかり大人になったくせに、大人ならそういう気持ちはあっても気恥ずかしくて言えないようなことも平気で言う。

「じゃあ、ひと風呂浴びるかぁ」って10何年ぶりにいっしょにお風呂に入った。

必然的にあたしもパンツを脱ぐわけだが、さすがにさくさん濡れてしまっているのを気取られるのは悔しいので脱いでから脱衣所に行った。

「昔は何も考えずに一緒にお風呂入ったのに、どうして気まずくなるんだろうね。体の変化かな」

「オレ・・・全然気まずくない。何か変わっても見た目だけじゃない?」

そういう考え方だから太平楽なのか、この男は。
でもそんくらいが弟のキャラにはちょうど良いと思った。
あたしは実は世話好きなので(笑)、背中流してやったり、子供の頃思い出してアタマを洗ってあげたりした。

弟は、「あー、ラクだ。姉ちゃんいつもやってよ」とまったく普通だ。

弟が先に湯舟に入ってたので、あたしは脚を持ち上げて平気で浴槽を跨いだ。
そしたら弟があたしのあそこの毛を引っ張った。

「痛い痛い痛い痛い痛い。ちょっと離しなさいよ、離して、痛い痛い痛い」

「そんなに・・・痛い?」

「あたり前でしょ。アンタ痛くないの?」

反撃して弟のオチンチンの毛を思いっきり鷲掴んで引っ張ってやった。

「あっ!痛い、痛ってー痛ってーやめて姉ちゃん!」

本気で痛いらしく顔をしかめて後ずさりする。

さっきピン!ってなってたオチンチンは、いま平常運転らしいが、なんだかお湯の中でプラプラしてるのは可愛い。
湯舟に入って、向き合ってると両者の足がぶつかる。
狭いし。

ふとあたしは、大昔に東京に住んでた叔母さんの家に弟と遊びに行って野球場の隣にある遊園地に連れていってもらったのを思い出した。
今は跡形もないけど、当時、二人だけで乗る、小さいジェットコースターみたいな、そういう乗り物があった。
わざとそういう仕組みになってたと思うんだけど、直角に曲がるカーブのギリッギリのとこまでまっすぐ進んで、「あっこのまま、曲がらないでまっすぐ落ちる!!」って怖がらせておいていきなりグイって曲がるみたいな、そういう線路が続くの。
前後2人乗りで椅子もなんにもなくて、ゴザみたいなのだけ敷いた、押し入れ収納ケースみたいなチャチな車体なの。
今じゃ絶対キケンでダメだろうね。

「ねえ、マリコおばちゃん家に遊びに行ったとき連れてってもらったさあ、遊園地の小さい・・・」

「オレも今それ考えてた。ものすごく怖く見えたから姉ちゃんに前に乗ってもらってさ。実は後ろに座ったオレのほうが線路の予想がつかないからすごく怖かった。降りたらもう酔いまくって、頼んで頼んで頼んでやっと食べさせてもらった遊園地価格の高いソフトクリーム、ゲロ吐いちゃって。おばちゃんに『乗った後なら食べさせなくて済んだのに』って言われたの今でも憶えてる」

「ぎゃはははは!おばちゃん優しいけど、そういうとこはシビアなんだよねー」

って、あたしは「よいしょ」って向きを変えて、その小型コースターの時と同じように座った。

ふう~と伸びて、両手を天に伸ばしてバンザイした。
空を見上げる感じで、「チューして」の口をした。
弟がチューってしてくれた。

体育座りの足が前の壁につかえるので、弟の両腿の上にドンとお尻を乗っからせてもらった。
弟はあたしの肩にそっと手を乗せて、あたしのアタマに手をまわすと後ろを向かせた。
耳のあたりを挟んで、またキスをしてきた。
あたしも負けじと舌を入れてディープキスしてやった。
こうなると根比べっぽい。
息があがった方が負け。

「ふう・・・湯舟でこんなことしてるとさすがに暑いね」と言い、あたしを前に向かせた。

肩から前に両手をかけて、あたしが弟を“おんぶ”するような恰好になった。

そしたら・・・。

ちょうど後ろの、位置がピッタリだったところで弟のオチンチンがあたしの膣の中に入ってきちゃった!
さすがにお風呂ではノンビリモードかと思ってたのに、コヤツいつの間にまた硬くしてたのか。
不覚をとった!騙された!

「あっ・・・ダメだよダメ・・・これはダメなんじゃないの・・・?ダメ・・・あっ、あ・・・」

弟はあたしのお臍の上あたりに手をまわして組み、自分の側、つまりもっとオチンチンが奥に入るように引き寄せた。
無防備で、やっぱりまたたくさん濡れてきていたあたしの中にぴったり収まるようにグっと、オチンチンはさらに前に進んだ。
・・・実は、こんなに奥まで来たのは初めてだった。
呼吸がしにくい。

「ダメかな?姉ちゃん大好きだけど、やっぱりダメ?」

「今さらダメって言ってもアンタ、これ何よもう・・・騙し討ちだよ!あっ、ちょっ、ちょっ、その前後にするのやめて・・・あっ」

あたしはものすごく感じて、別にセックスはいいんだけど(ホントはダメか)なんか、姉の威厳が保てないような体たらくが悔しいというか。
普段ぜったいそんなこと考えたことなかったのに、“気持ちいい、このままもっと欲しい”って思ってる自分がいた。

「あのねT、あのね、あたし、今日かあした生理なの。だからお風呂でそんなんなっちゃったら困るでしょ。日を改めてまた」

「だーめ。改めない。やめない」

「もう・・・コラ・・・」って言うあたしの言葉はもう力が入っていない。

息がせわしくなってきた。
気持ちいい。
今までで・・・一番気持ちいい。
なんだか・・・あたしも弟がずっと大好きだったし、今も大好きだから・・・もういいや、こういうことが一度くらいあっても・・・って。
なんかノボセたせいか気持ちいいせいか、思考がフワフワしてきた。

弟がさらにあたしを前後させて、自分のことも前後させる速さを増した。
あたしのお尻と背中が、弟の下腹部の筋肉に当たる。
湯舟のお湯がチャプチャプとその都度溢れる。
あたしは浴槽の淵に両手でつかまった。
結果的に弟の動きにあたしも手を貸すことになった(笑)

「T、気持ちいい。もう・・・大好きだからいいや。すごく気持ちいい」

そう白状して、いい意味で開き直るとものすごく感覚が増し加わってきた。

「あ・・・あたし・・・イキそう。すごく気持ちいい、あ・・・」

「姉ちゃんオレも。気持ちよくて死にそう。このまま膣内射精していい?」

なにを今さら四字熟語に・・・まったく。

「いいよ。中に出しても。お盆だから。(我ながら何のことだか)あ・・・イク・・・」

あたしはギュっと子宮が動く感じを初めて味わった。
アタマの中が真っ白、ってよく喩えるけど、あたしは真っ赤だった。
たぶん貧血一歩手前だからだろう(笑)

膣の中で弟がビクン、ビクンと動いた。
あたしの中の感覚ってその時によって違う気がするけど。
このときは膣内射精されて弟の精液が自分の奥に広がる感じがわかった(ような気がした)。

二人ともしばらく何も言葉を交わさず、弟がゆっくりあたしの中から出て、あたしを振り向かせてキスしてくれた。
なんだか愛おしくて可愛くて、涙が出た。

「姉ちゃん、可愛いな。やっぱり姉ちゃん大好きだ。オレ姉ちゃんが姉ちゃんでよかったな」

ホントにもう、どうしてこう『巧い』んだ弟は。
あたしはもう泣きが入ってしまい、ポロポロ涙を流した。

弟の胸にもたれた。
ちょっと恥ずかしいけどその日はいっしょに寝た。
寝てる間も膣から弟の精液が出てきて、濡れた。
あたしも思い出すだけで自分が濡れて、2回下着を替えた。

翌朝あたしはドンピシャで生理が来てしまい、ホントは・・・あたしの部屋でもう一回したかったんだけど、そこはガマンせざるを得なかった(笑)
翌日は親たち祖父母たちも帰ってきて、あたしも弟も何事もない『実家の日常』になった。

弟が帰る日、あたしがクルマで新幹線の駅まで送った。

「姉ちゃんまたね。次は年末か・・・」

あたしは、今までそんなことただの一度もなかったのに、悲しくなって泣き出してしまった。
普通のオトコならみっともながって気まずくなって、少し離れて歩いたりするだろう(笑)

弟はそんなことなくて、「姉ちゃん泣かないで。年末なんてすぐだよ」って言ってあたしの両肩に手を置いている。

端から見たら遠距離の恋人だろう。
あたしからすれば最も遠いキャラだったはずなのに。

「T、元気でいてね。姉ちゃんTが大好きだよ。チューして」

「うん」

弟はなんの躊躇もなく唇にチューってしてくれた。
年配の夫婦連れが「あらあら」って感じで微笑して横を通り過ぎる。
女子高生もチラチラこっちを見ている。

「姉ちゃんまたね。家のみんなよろしく頼むね」

改札を通ってエスカレーターを昇り、もともと涙でぼやけていた弟の姿が消えて見えなくなった。

近親相姦

Posted by Small Stone River